鈴鹿サーキットパドック・グランドスタンド

  • 設計施工
2009 三重

傾斜したレーシングコースになじむ観客席

鈴鹿サーキットのピットビルを中心としたパドックエリアの諸施設と、グランドスタンドの建替えです。鈴鹿サーキットのメインストレートには、第1コーナーに向かって2.8%の傾斜が付いています。これに対し、ピットビルは、室内は水平ですが、バルコニー状に跳ね出した観客席部分や大屋根を、コースの緩やかな傾斜に合わせて傾け、全体で真っすぐな建物とすることで、段差部における観客席の視線障害をなくすと共に、視覚的に違和感のない建物としています。

設計施工
竹中工務店
延床面積
40,687㎡
構造/規模
鉄骨造,鉄骨鉄筋コンクリート造
/地下1階,地上3階
DESIGN WORKS
vol.11