IoT、ビックデータを活用した建築、まちづくりを推進していきます~「第4回鉄道技術展」において人流センシングのデモを実施~

2015年11月10日
株式会社竹中工務店

竹中工務店(社長:宮下正裕)は、竹中土木(社長:竹中康一)と共同で11月11日(水)から幕張メッセにて開催される「第4回鉄道技術展」ブース内において、実際の人の流れや分布を測定し、そのデータを活用した建物、まちづくりの取組みを紹介するデモンストレーションを実施します。

当社ではこれまで、建物内の人の流れや空間の利用状況を実地調査・分析し、その結果を建替や改修の計画に活用してきました。さらに、人の行動やコミュニケーションを予測するシミュレーションツールを開発・実用化し、立川綜合病院において適用しました。

上記のシミュレーションツールに加え、今回紹介する人流を実測する技術を組み合わせることにより、建築空間の構成が人の流れや分布に与える影響を把握し、より効果的な空間の創出や既存空間の再構成の検討、改修につなげていきます。さらに、こうした人流データと、昨年発表した次世代ビル管理クラウド基盤「ビルコミ」に集約したビル管理データとを連携させ、統合的な管理・運用に活用することで、より快適で省エネルギー、安心で安全なまちづくりの提案・実現を推進していきます。

「人流」「ビル管理」データのクラウド間連携による新しい建物、まちづくりの例
「人流」「ビル管理」データのクラウド間連携による新しい建物、まちづくりの例