DESIGNWORKS Vol.23

32/36

Owner: Yamazaki Mazak CELocation: Katowice, Poland RepublicMain Use: ShowroomDesign & construction : Takenaka EuropeSite area: 5901.00m2Building area: 1098.66m2Total floor area: 1292.12m2Construction: Precast reinforced concreteNumber of stories: 2floors above groundConstruction term: March 2011 to December 2011建築主:Yamazaki Mazak CE所在地: Katowice, Poland主要用途:ショールーム設計施工:竹中ヨーロッパ敷地面積:5901.00 ㎡建築面積:1098.66 ㎡延床面積:1292.12 ㎡構造:PC造階数:地上2階工期:2011.3~2011.12エントランス内観28外観 ソリッドなボリュームに穿たれたアプローチ/ポーランド27海外プロジェクトに見る「かたち」への取組み ヤマザキマザック 2つのテクノロジーセンターAttempt on “Shapes” seen in Overseas Projects - Yamazaki Mazak Poland & Czech Technology Center工作機械の展示・販売拠点としてポーランドとチェコに同時発注され、1つのコンセプトから2つの「かたち」を導いた。金属の切削機械を販売することからコンセプトは「切削」。ポーランドでは、ボリュームを刳り貫くように取り除き、外殻のシンプルな形状を残したまま穿たれた姿をデザイン要素とした。チェコでは、ひと塊の矩形ボリュームから切り出された姿を、その切り口の素材と外殻の素材とを使い分けることで表現した。上空を含む5方向全てから見られるという敷地特性から生まれた「かたち」への取組みである。(中村 太一)Topic「かたち」へのアプローチ/ポーランド:内部空間の機能によって分けられた黒とシルバーの2つのボーリュームから、小さなボリュームを刳り貫いていく。Approach to “Shape” /Poland:Small volumes were produced by cutting from two building volumes of black and silver, which were divided according to function.1F PLAN S=1:1500Works30