DESIGNWORKS Vol.23
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※1 古川泰造、 ※2 大沢誠一、 ※3 松村芳治、 ※4 小川泰祐、 ※5 堀内広治、 ※6 畠山崇、 ※7 吉村行雄、 ※8 古川泰造、 ※9 小川重雄Photo5.内外の反転「人工環境」「内部化された都市・自然」19862001-2013内部空間の外部化、あるいは建築の内部に都市的・自然的環境を内包させること。・・・・・光庭、中庭は随所に残っている。外部的な雰囲気のある通路の例がみられる。周辺との連続化を意図した事例が増えた。環境配慮機能から生まれた中庭が増えた。阪急三番街 1973明治安田生命新東陽町ビル2011 ※4竹中工務店東京本店 2004 ※4経済性という規制の中で、開口部まわりや部位の取り合い部、端部などにワン・ポイント・アクセサリーとしての装飾を施すことで、その部位を引き立てつつ、かつ建物全体に緊張を与える。・・・施設によっては見られるが、明らかに減っている。抽象化された細部の表現が増えた。ロンシャン第2ビル 1977東京建物八重洲ビル2011 ※4萬福寺文華殿 2012※86.装飾的細部「ワン・ポイント・アクセサリー」全体を小さなマッスに分解し、各々に異なったプロポーションを与え、ランダムに配列することで、規模の大きい建築もヒューマンな優しさを与えられ、楽しげでファッショナブルな雰囲気をもたらす。・・・減っている、あまり見られない。面分割による細分化という形で継承されている。神戸松陰女子学院大学 1966大阪信愛女学院聖堂 2004 ※7客家文化センター 2013 ※97.ピクチャレスク「絵のように美しい」「見栄えの美学」・新たなデザイン傾向として顕著になってきた。東京サンケイビル 2002 ※4長楽寺禅堂 2010 ※78.浮遊するボリューム/地形(都市空間)Interview07
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