環境コンセプトブック2050年を目指して
当社は1992年に地球環境憲章を制定して以来、地球環境への取組みを進化させ、2010年に「環境コンセプトブック」を公表し、2050年のあるべき姿を提案し、それを実現するための環境建築の取り組みを明示しました。同時に、「人の感性や創造性を高め、自然を活かし、ゼロカーボン建築からカーボンニュートラルな都市への実現を目指す」を環境コンセプトとして策定し、具体的な目標を定めた活動を開始しました。
2011年に発生した東日本大震災では、自然の猛威を思い知らされることとなり、改めて自然やエネルギーとの向き合い方を根本から見つめ直す教訓を得て、2014年に「環境コンセプトブック」を一部改定しました。
2021年3月にはCO2削減長期目標を見直し、2050年に排出量実質ゼロとすることを宣言、特に2030年までのCO2削減の具体的な道筋を示すとともに、「環境コンセプト」の後半部分を「ライフサイクルCO2ゼロからカーボンニュートラルな社会の実現を目指す」としました。また、これに合わせて「環境コンセプトブック」を全面改定し、当社が目指すサステナブル社会 -健康・快適・で豊かに暮らせる社会、脱炭素社会、資源循環社会、自然共生社会- の実現に向けた広範な地球環境への取組みを表しました。