サステナブルファイナンス

背景と目的

サステナブルファイナンスは、持続可能な開発目標(SDGs)やパリ協定の採択など、持続可能な社会構築が大きな課題となる中で、新たな産業・社会構造への転換を促すことを目的としており、持続可能な経済社会システムを支えるインフラと位置付けられています。
当社は2023年より、ポジティブ・インパクト・ファイナンスとサステナビリティ・リンク・ローンの活用を開始しました。
ポジティブ・インパクト・ファイナンスとは、企業活動が経済・社会・環境にもたらすインパクト(ポジティブな影響とネガティブな影響)を包括的に分析・評価し、ネガティブインパクトの緩和とポジティブインパクトの拡大について目標設定し、その実現に向けた継続的な取り組みに対する支援を目的とした融資です。
サステナビリティ・リンク・ローンとは、企業のサステナビリティ目標の達成を促すため、サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲットを設定し、その進捗に連動した金利変動等のインセンティブを付与することで、環境・社会面で持続可能な経済活動と成長を促進することを目的としたローンです。
当社は、社会課題の解決と自社グループの持続的な成長を目指し、2023年から、短中長期の視点も盛り込んだ当社グループならではの重要課題(マテリアリティ)を再設定し、その取り組みを開始しています。今後も引き続き、SDGs(持続可能な開発目標)の達成と、サステナブル社会の実現に貢献してまいります。

日本生命保険相互会社とサステナビリティ・リンク・ローンの融資契約を締結(2023年12月29日)

三菱UFJ銀行とポジティブ・インパクト・ファイナンスの融資契約を締結

三井住友信託銀行とポジティブ・インパクト・ファイナンスの融資契約を締結