グループ会社の活動

まちのライフサイクルのあらゆるステージにおいて、当社をはじめグループ各社は、お客様の多様なニーズにお応えします。

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人と環境にやさしいものづくりでサステナブル社会を実現する

竹中土木は、竹中グループの土木分野を担う会社として1941年の設立以来、「最良の作品を世に遺し、社会に貢献する」という経営理念を掲げ、ダム・トンネル・橋梁・土地造成などの社会資本整備を通じ、人々の暮らしが豊かになるように努めてきました。また近年では、ますます激甚化する自然災害に対して、「強くしなやかな国土をつくり人々の暮らしを守る」という建設業の使命のもと、国土強靭化や防災・減災への対応、そして社会資本の長寿命化にも注力しています。また、担い手不足が叫ばれる建設業界の中でDXを推進し、ICTを活用した生産性向上への取り組みを積極的に行っています。
今後も、私たちは「人と地球の架け橋に」というコーポレートメッセージを全従業員が共有し、豊かで多様な暮らしと産業を支えるインフラ基盤の整備、脱炭素社会や自然共生社会に向けた新たな分野へのチャレンジを行い、「サステナブル社会」の実現に貢献していきます。

北陸新幹線敦賀駅高架橋
北陸新幹線敦賀駅高架橋
北陸新幹線敦賀駅高架橋
上勇知ウインドファーム(左)、東名横浜青葉IC耐震補強(中央)、廣野ゴルフ倶楽部でのICT技術を用いた測量(右)

アサヒファシリティズ

お客様の建物価値と安全を守る

アサヒファシリティズは、1969年の設立以来、全国のオフィス、病院、ホテル、商業施設など様々な建物において、お客様の最良のパートナーとして、建築及び設備の維持保全、警備、清掃などを提供するビルマネジメント事業、不動産の収益を向上させるプロパティマネジメント事業、損害保険を中心とした保険代理事業などをワンストップで提供しています。建物は、その機能を長期にわたって発揮してこそ優良な資産となります。私たちは、「建物管理のプロ」として、「技術力、対応力、提案力」を発揮し、更に、最先端のICTによる最適化を実践することで、建物管理に求められる高度化・多様化したニーズに応え、省エネルギーや廃棄物削減などの環境保全に取り組み、建物をお客様の優良な資産として見守り続けます。

次世代の建物管理を実現する「集中管理センター」
次世代の建物管理を実現する「集中管理センター」
モバイル端末による点検・検針(左)、ロボット活用による生産性向上(右)
モバイル端末による点検・検針(左)、ロボット活用による生産性向上(右)

朝⽇ビルド

熟練技能とIT技術の融合でランドマークを築く

竹中工務店高等職業訓練校を起源とした朝日ビルドは、2023年で創立53周年を迎えました。竹中グループの一員として、型枠・鉄筋工事事業と派遣事業で貢献しています。豊富な施工経験をもつベテランと専門技術を備えた若手がともに活動している躯体工事のプロフェッショナル集団です。最近は、熟練技能者による“技”とIT技術を融合させ、多彩なデザインの作品創りに挑戦してきました。また派遣事業では、人材ひっ迫の中、竹中工務店作業所や内勤部門に技術者を派遣し、生産性向上と品質の確保に努めています。

東洋陶磁美術館増築(左)、、同志社香里中学校・高等学校 メディアセンター繋真館(右上)、ヤンマーサンセットマリーナクラブハウス(右下)
東洋陶磁美術館増築(左)、、同志社香里中学校・高等学校 メディアセンター繋真館(右上)、ヤンマーサンセットマリーナクラブハウス(右下)

TAKリビング

人々の心と暮らしを支える快適な空間づくり

TAKリビングは、造作木工・家具工事とリニューアル工事を事業の柱とし、創業以来培ってきた木の専門技術と木工場をもつ専門工事会社として「最良の作品づくり」を支えてきました。設計協力からアフターサービスまでの一貫体制のもと、幅広い分野でお客様の想いを“かたち”にしています。近年では、木工事に加えて内装一式工事も手掛けるなど、作品・サービスの両面でお客様のニーズに応えることを心がけています。今後も“確かなものづくり”を通して、広く社会に貢献していきます。

竹中セントラルビル サウスでの木・内装一式工事
竹中セントラルビル サウスでの木・内装一式工事

TAK-QS

信頼性・公平性の高い積算により、良質な社会資産の創出に貢献する

TAK-QSは、竹中工務店の建築積算を担当する会社として、主に竹中工務店見積部から仕上・躯体・鉄骨・設備の積算業務を受託し、2023年に創立20周年を迎えました。
竹中工務店広域事業部制に沿って東京・名古屋・大阪に事業部を設置し、約100名の社員がTAK-QSのモットーである「はいQuality、はいSpeed!」のもと、高品質でスピード感のある積算情報を提供し続けています。
TAK-QSは今、建築積算に求められる高度化へ向けて「BIMモデルを活用した設計と積算のデータ連携」による積算業務の効率化を進めています。建物のあらゆるステージで求められる積算ニーズに応えていくことで業務領域を拡大し、竹中グループ全体の業務の効率化・生産性の向上に貢献していきます。

BIMモデルを活用した数量チェック・確認
BIMモデルを活用した数量チェック・確認

TAKエンジニアリング

安定的な人材の確保と育成

TAKエンジニアリングは、「人材派遣」「外部人材管理」「アウトソーシング受託」「人材紹介」を事業の柱としており、竹中グループのネットワークを活かしながら、人と企業のベストマッチングを目指しています。グループ各社に人材を派遣するとともに、300社を超える人材派遣会社との連携により、タイムリーかつニーズに合致した人材の確保を行っています。また近年は、外国籍技術者の活用をサポートするため、オンラインも交えた施工図教育や竹中技術実務研修センター「想」における特別教育を実施しています。今後も、建設業界の慢性的な人手不足と時間外労働の上限規制、ワークライフバランスの向上等の課題に対応できるよう、知識と技術をもった人材の提供に努め、「ものづくり」の楽しさを共有し、社会に貢献できる職場の実現をサポートします。

竹中技術実務研修センター「想」での配筋チェック実習
竹中技術実務研修センター「想」での配筋チェック実習