2012.11.09
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当社では、9月3日に社外有識者として、(株)デンソー経営企画部CSR推進室長の岩原明彦氏、東京大学生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター准教授の加藤孝明氏、野村総合研究所 経営コンサルティング部上級コンサルタントの伊吹英子氏を東京本店に招き、「ステークホルダー・ダイアログ」を開催しました。
今年のテーマは「持続可能な社会の構築のために本業で果たす役割とは」。ディスカッションでは、当社の取り組み事例として、「竹中技術実務研修センター『想』における協力会社も含めた本業を支える人材づくり、次世代の人材づくり」及び「震災後の社会的課題―安全安心技術の展開と社会への貢献」を紹介し、有識者の方たちから質問や意見を頂き議論しました。
詳細は下記をご参照ください。
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ステークホルダーダイアログ |
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2012.10.19
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当社は、日本ユニセフ協会から委託を受け、山形大学と協働で被災地の子ども達の成長支援を通じた復興カリキュラム「こどもと築く復興まちづくり」を立案しました。
そのプログラムの一つとして今回、「子どものまち・いしのまき」を10月13日、14日の2日間、地元の方々とボランティア団体で実現し、その運営には当社従業員も協力しました。
このイベントは宮城県石巻市中央のアイトピア通り界隈の商店街をまるごと子どもたちが借り切り、ハローワークで仕事を探しお医者さん、芸能人になったり、ものづくりをしたり、お店で働き、お給料をもらい買い物をするなど実際の経済の仕組みを体験しました。2日目は商店街を歩行者天国にし、通りには当社施工のナゴヤドームで使用した人工芝を敷きつめ、子どもたちが安全かつ自由に遊びまわれるようにしました。初日の参加者は700人以上、2日目は1,000人を超え予想をはるかに上回る結果となり、秋晴れのもとで地元の多くの子どもたちにのびのびと遊んでもらいました。石巻市内の小学校児童数約7000人に対し、1割を超えるこどもたちが参加したことになります。被災地では、まだまだ子どもたちの遊び場や居場所が不足しており、継続的な支援が求められています。
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参考:「こどもと築く復興まちづくり」 |
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商店街は久しぶりに多くの人で賑わいました |
人工芝の撤収には当社従業員に交じり、 |
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2012.08.08
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次世代認定マーク(愛称:くるみん)
竹中工務店は、厚生労働省から「次世代育成支援対策推進法」(※)に基づく「子育てサポート企業」として認定を受け、次世代認定マーク(愛称:くるみん)を取得しました。
この制度は、従業員の仕事と子育ての両立を支援する行動計画(一般事業主行動計画)を策定・実施し、一定の要件を満たした場合に、厚生労働省から「子育て支援に積極的な企業」として認定を受けることが出来る制度です。
当社では、かねてより「育児・介護短時間勤務制度」をはじめ、従業員の子育て支援に関する制度化に取り組んできました。また、「男性の育児休業取得促進」や「労働時間の短縮」に全社を挙げて推進するなど、運用面の充実に努めることで雇用環境の整備を進めてきました。
このたび、これらの実績が認められ「くるみんマーク」を取得することができました。
竹中工務店では、今後とも、従業員一人ひとりが持てる能力を十分に発揮しながら、いきいきと働ける職場環境づくりに取り組んでいきます。
※ | 次世代育成支援対策推進法 次世代の社会を担う子どもたちが健やかに生まれ育つ環境をつくるために、国、 地方公共団体、企業、国民が一体となって行う取り組みを進めるため、それぞれ の果たすべき役割を定めた法律。(2005年4月施行) |
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2012.07.09
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7月6日、竹中工務店大阪本店1階「いちょうホール」にてシンポジウム“伊東忠太が目指した日本の様式建築”を開催し、建築ファン約200人の方々が参加されました。
シンポジウムは、8日まで大阪くらしの今昔館とギャラリーエークワッドが開催していた「東洋+西洋=伊東忠太、よみがえった西本願寺伝道院」展の関連イベントとして行いました。冒頭、新谷昭夫大阪くらしの今昔館副館長が挨拶され、当社設計部員が伝道院保存修理の工事概要を説明し、石田潤一郎京都工芸繊維大学教授と倉方俊輔大阪市立大学准教授の講演や鼎談も行われました。
西本願寺伝道院は東西文化が融合した独特の様式を採用した建物で、1912年に伊東忠太が設計、当社が施工しました。今年で築100年を迎え、当社の設計施工にて保存修理を2010年4月から約1年をかけ、昨年3月末に完了しました。
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参考:「竹中サステナビリティレポート」 |
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シンポジウムの様子 |
外観全景 |
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2012.06.29
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シンポジウムの様子
6月28日、当社名古屋支店にて「名古屋 蝶の飛ぶまちプロジェクト」記念シンポジウムを開催し、このプロジェクトに協力頂いた企業、地元商店街、有識者の方々約70名が参加されました。
シンポジウムでは、石井実大阪府立大大学院教授の基調講演をはじめ、三輪主席研究員(当社)が都市における生物多様性保全に役立てる蝶の調査について2010・11年度の中間結果を発表し、“都市の生物多様性保全における協働の重要性と企業の役割”をテーマに有識者・企業の方々とのパネルディスカッションを行いました。
今回の調査分析結果は都市の緑地をつないで生物の移動を可能にする都市生態系ネットワークづくりに役立て、人と自然が共生できる都市環境づくりに向けて活用していきます。
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参考 2010・11年度の中間結果報告 |
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