2014.12.20
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銀行店舗で初の「CO2排出量実質ゼロの店舗」として滋賀銀行栗東支店を建替える設計を実施しました。自然採光・自然換気や運用時エネルギーの管理等による消費エネルギー削減と、太陽光発電によるエネルギー創出により、実質CO2排出量ゼロを見込んでいます。
詳しくはリリース情報をご覧ください。 https://www.takenaka.co.jp/news/2014/07/03/index.html
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2014.11.20
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最先端の環境性能をもつ高層オフィスビルの前面に豊かな森が誕生しました。この土地の本来の生態系に合ったタブノキやエノキなど77種類の樹木を選定して植栽し、皇居、日比谷公園から愛宕山、芝公園までつながる緑のネットワークの一部となることを目指しました。植栽計画には過去に近隣で実施した生き物調査の成果を活用し、生物多様性の指標として誘致する鳥や蝶の種類を設定してこれらの棲息に適した植栽としました。日比谷公園の桜並木に呼応したオオシマザクラ、エドヒガンザクラの桜並木も配置しています。ビルの陰や冬の北風などの環境を総合的に評価して落葉樹・常緑樹、耐陰性の樹種を配置することにより、オフィスワーカーが季節を感じながら憩うことができる森になりました。また、バスを待つ人にパーゴラのあるベンチで木陰を提供したり、散策の目を楽しませるアート作品を配置するなどして、地域に開かれた場となっています。 今後、生き物のモニタリングを行い、緑のネットワークの効果を検証することとなっており、都心部における豊かな生態系づくりを継続していきたいと考えています。
緑のネットワークの拡張
Expansion of the green network
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2014.10.30
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当社は、日本ユニセフ協会から委託を受け、山形大学と協働で被災地の子ども達の成長支援を通じた復興カリキュラム「子どもと築く復興まちづくり」を実施しています。そのプログラムの一つとして、今年で3回目となる「子どものまち・いしのまき」が10月4日、5日の2日間、宮城県石巻市中央の4つの商店街を舞台に、地元の方々やボランティア団体により開催され、今年も当社従業員が運営に協力しました。
自ら店長に応募した子どもたちが、7月からまち運営について検討し会社や店舗をつくり、当日参加の子どもたちと一緒に、料理人や銀行員になったり、ものづくりをしたりして働きお給料をもらい、買い物をするなど実際の経済の仕組みを体験しました。今年も、2日目は商店街の一部を歩行者天国にし、人工芝を敷きつめ、道路が子どもたちの遊び場に変身しました。地元中学生もボランティアで参加し、イベントを支援するなど地域に一層根ざす活動となりました。
台風が接近し時折風も強まりましたが、最後まで雨も降らず、子どもたちも「来年また来るね!」と元気に家に帰っていきました。2日間で約1000人の来場者を集め、地元の多くの子どもたちに愉しく遊んでもらいました。被災地では、まだまだ子どもたちの遊び場や居場所が不足しており、継続的な支援が求められています。
木でなにをつくってるのかな? |
当社社員も受付でボランティア参加 |
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2014.10.29
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当社は、一般社団法人日本プロジェクト産業協議会(JAPIC)の森林再生事業化委員会での活動などを通して、国産木材の活用促進を図っています。健全に管理された人工林は、温暖化防止、水源涵養、土砂流出防止など様々な環境保全機能を発揮しますが、近年、国産木材の利用が減り、人工林の荒廃が進んでいます。国産木材を活用することはこうした森林の健全化と林業の活性化につながります。
この度、当社が開発し適用を進めている耐火集成材「燃エンウッド®」が、JAPICが昨年創設した「国産材マーク」を取得しました。 「燃エンウッド®」の木部は100%国産材を使用しています。「燃エンウッド®」を適用して建設を進めている作業所仮囲いには順次「国産材マーク」を掲示して周知しており、今後もさらなる国産材の活用を推進していきます。 |
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※ 国産材マーク創設についてはこちら (JAPICホームページ) |
※ 耐火集成材「燃エンウッド®」についてはこちら |
※ 耐火集成木材「燃エンウッド®」がショウルームや教育施設に用途拡大 ニュースリリースへ |
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2014.10.20
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当社は、10月18日(土)に東京本店(東京・江東区)において、子ども体験教室「木を削ろう」を開催しました。このイベントは、東京本店内のギャラリーエークワッドで開催中の『竹中大工道具館巡回展「日中韓 棟梁の技と心」』との共同企画として、大工の棟梁で、カンナの薄削りで日本記録を持つ耕木社代表の阿保昭則氏を講師に招き、小学生以上の子どもたちを対象に実施しました。当日は、23名の子どもたちやそのお父さん、お母さんを含む約60名の方が参加されました。
体験教室では、まず阿保氏がカンナ削りを実演し、木が薄く均等に削られていく様子や、削った後のきれいでつるつるの木の表面に触れ、子どもたちだけでなく付添いのお父さん、お母さんからも、その職人技に「おおー、すごーい!」という感嘆の声が上がりました。また、削られた木の香りを楽しんだりしていました。
その後、子どもたちは実際にカンナ削りや、スミツボの線引きを真剣な眼差しで取り組み、普段ではできない大工さんの仕事を体験しました。
体験教室を終え、子どもたちからは「カンナ削りは力の加減が難しかった」、「スミツボの線引きはうまくやれた」といった様々な感想がありました。
今後も、当社は竹中大工道具館やギャラリーエークワッドなどの財団法人と協同して、伝統技術の伝承や建築文化の発信を行っていくとともに、次世代を担う子どもたちの育成を通し、地域社会へ貢献してまいります。
職人技に感嘆 |
みんなで大ガンナ体験 |
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2014.10.16
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地球環境に関わる社会的課題を抽出して、竹中グループの事業活動を通して解決につなげていくための対話の場として、「竹中環境シンポジウム2014」を10月10日に東京本店で開催しました。
今年は、海外、とくに急激に都市化が進行すると予想されるアジアに目を向け、「爆発するアジア、その環境と建築・都市」をテーマとし、社外有識者の方々をお招きして、第1部の基調講演と第2部のパネルディスカッションという2部構成でおこないました。 主会場の東京本店ではお客様など社外からお招きした約20名と約120名の従業員が参加、その模様を6か所の本支店に中継し、全店では200名以上の従業員が参加しました。 |
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第1部(基調講演) 建築家の小嶋一浩 横浜国立大学大学院教授に、「小さな矢印の群れ~アジア発の未来」と題して基調講演をおこなっていただきました。 |
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第2部(パネルディスカッション) 社外パネリストとして、基調講演をいただいた小嶋氏、小玉祐一郎 神戸芸術工科大学教授、村松伸 東大生研教授をお迎えしました。 |
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今回のシンポジウムを機に、今後の事業活動が国内・海外での地球環境への貢献につながっていくよう、取り組んでいきたいと考えています。
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2014.09.16
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「教員の民間企業研修」は、小・中学校などの先生方が、夏休み期間中に民間企業で様々な研修を受けるプログラムで、(一財)経済広報センターが1983年から主催しています。当社は、先生方に建築作品の創出に対する理解を深めていただき、またその体験を子供たちへ伝えていただくことを目的として、このプログラムに協力し、研修を実施しました。
本年は、2014年8月6日~8日の3日間に大阪府大阪市及び高槻市の先生22名、8月19日~21日の3日間に大阪市の先生25名に、それぞれ参加していただきました。研修初日は、「竹中研修所 匠(たくみ)」および「竹中技術実務研修センター 想(おもい)」において、「着工から竣工までの建築施工の基礎」、「当社の社員研修の実施状況」について聴講し、また「集合住宅のRCモックアップ」、「現物サンプル及び技術展示パネル」で建築施工におけるものづくりを体感していただきました。
2日目は、当社従業員有志のボランティア組織「なにわ出前塾」による小中学校向け授業「感じる構造、気になる設備」を受講したのち、大阪府茨木市内「立命館大学茨木キャンパス作業所」を見学し、新時代のキャンパス空間の計画とそれを実現する最先端施工技術の数々を実感していただきました。
3日目は、「あべのハルカス」の計画・施工記録ビデオを鑑賞、「当社のCSR活動」を聴講したのち、全体を振り返り、研修の成果をどのように教育の現場で活かしていくかについて、グループワークを行いました。
児童・生徒たちと最前線で接する先生方との対話は、当社にとっても大きな財産となりました。当社は今後も、様々なステークホルダーとのコミュニケーションの機会を通じて、次世代を担う人たちの育成に寄与すべく努力してまいります。
■研修に参加した先生方の声
・ | 作業所を見学して、建築が、多くの人々の協力、緻密な組織運営によって出来上がっているということがよくわかった。 |
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・ | 建築についてもっと知りたい、そして子供たちに知らせてあげたい、と強く感じた。 |
・ | 仕事に対する苦労、責任、プライド、楽しみ、仕事を通して育まれるつながり、達成感をひしひしと感じた。 |
・ | 竹中グループメッセージ「想いをかたちに、未来へつなぐ」という考え方にハッと気づかされることがあった。 |
・ | 竹中工務店が大切にしていることは学校でも共通していることが多く、今後の仕事に活かしていきたい。 |
「RCモックアップ」(竹中技術実務センター「想」) |
建築構造についての解説・実験 |
「立命館大学茨木キャンパス作業所」見学 |
グループワーク(竹中研修所「匠」) |
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2014.09.12
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当社は、7月30日に大阪本店が入居する御堂ビルで、従業員の子どもたちを対象とした職場見学会を開催しました。
この催しは従業員の提案による初の試みで、家族に仕事の内容を理解してもらうことで従業員のモチベーション向上につなげることを目的として実施しました。
当日は、夏休みを利用してお父さん、お母さんと一緒にその子どもたち(小学生)総数30名が参加しました。
最初に子どもたちは、当社に関する簡単なクイズに挑戦し、続いて、「建物ができるまで」と題して、お客様への提案、建物のデザインなどを決定していく営業や設計の仕事について説明を受けました。さらに作業所の仕事については、高さ日本一の超高層ビル「あべのハルカス」の施工記録をビデオで見ました。また、自分の名前が印刷された名刺を使っての名刺交換や、電話機を使っての電話の掛け方なども体験しました。最後に、お父さん、お母さんが実際に働いている職場で執務体験などをした後、社内食堂、屋上庭園、音響プレゼンテーションルームなど御堂ビル内を見て回り、半日のプログラムを終えました。
子どもたちからは「会社の人が皆優しかった」、「名刺交換でいっぱい名刺をもらって楽しかった」といった感想が寄せられ、従業員からも「次回は中学生も対象にしてほしい」という声がありました。
子どもたちにお父さん、お母さんたちの仕事を知ってもらい、また従業員の家族の間で交流を深めることは、職場の活性化にもつながることであり、今後もこうした機会を大切にしていきたいと考えています。
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2014.08.29
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当社広島支店では、広島県安芸郡坂町で「サンスターホール(坂町町民交流センター)」建設工事(当社設計)を本年9月のオープンに向けて進めています。同ホールは、災害時に避難場所としての機能を有するスポーツ、文化行事の交流拠点として、完成に期待が寄せられています。 6月24日と6月26日には、建設工事作業所に隣接する坂町立坂小学校の全児童及び教員、都合約500名を招待し、作業所の見学会を開催しました。
見学会では、はじめに当社の工事担当と設計担当の社員が、児童向けの資料や模型を用いて、建物の計画から完成するまでの様子を説明しました。質問タイムでは積極的な発言が飛び交いました。次いで、24日の低学年による見学会では、アリーナに据え付けられる電動式の移動観覧席が自動で動く様子を見てもらいました。児童たちからは歓声や拍手が起こりました。また、26日の高学年による見学会では、床張り、壁紙張り、壁塗装など、ものづくりの楽しさを体験してもらいました。児童たちからは「塗装体験は面白かった」、「将来ペンキ屋さんになりたい」など様々な感想をいただきました。
当社は、今後もこうした機会を通じて、次世代を担う子どもたちに建設業の魅力を伝える努力を続けてまいります。
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2014.07.24
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当社は、長年にわたって多くの大空間建築の建設に携わり、様々なノウハウを培ってきました。
今回のこの展示を通じて、当社及び当社グループ従業員並びに協力会社をはじめとする関係者に、当社の大空間建築の実績や技術、また都市・人々と建築とのかかわりを改めて認識してもらう機会にしたいと考えています。
(展示期間:14年7月24日~9月5日)
また、当社東京本店に併設されている「ギャラリーエークワッド」に来訪されるお客様にもご見学頂ければ、多様なドラマの生まれる大空間建築への親しみの醸成に少しでもお役に立てるのではと考えています。
なお、当社ではこの夏行われる江東区産業連盟主催の子供絵画コンクールにも協賛し、8月下旬からは、入賞作品の紹介を今回の展示の一部スペースで行うなど、地域の文化イベントの貢献にも務めてまいります。
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2014.07.22
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6月10日、「日本建築学会子ども教育支援建築会議」の主催で、シンポジウム「子ども教育支援のプラットフォーム構築を考える~子どものための建築・まちづくり教育のこれから~」が、東京都港区の建築会館ホールで開催され、子どもへの建築教育に関する課題について様々な意見が交わされました。当社からは、大阪本店有志によるプロボノ活動「なにわ出前塾」の代表者が出席し、出前授業の事例を報告するとともに、有識者をまじえたパネルディスカッションにも参加しました。
報告の中で「一般に小・中学校の教育課程では建築の授業が無く、建築に興味を持つ生徒がいても学校では対応が難しい状況のもと、子どもたちに建築・都市や環境、更にはそれらに関する仕事に興味を持って欲しいという想いがありました」と活動を始めたいきさつを説明しました。また、「なにわ出前塾」には体験型学習やワークショップ、建物見学など多彩なメニューがあり、2009年からの実績が授業回数16回・生徒数延べ862人に及ぶことなどを語ったうえで、「感じる構造」をテーマにした実際の授業の内容も紹介しました。
パネルディスカッションでは「こうした有識者の皆様と交流する機会にヒントをいただき活動をより活発にしたい」と、今後の「なにわ出前塾」の活動への意気込みを語りました。
出前授業「感じる構造」を紹介 |
パネルディスカッションの様子 |
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2014.07.16
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5月21日、当社の大阪本店は、専門工事会社の集まりである大阪竹和会との共催により、関西の高等学校(普通科)、工業・工科系高等学校、職業訓練センター計11校の教諭を対象とした、専門工事会社への就職に関する説明会を開催いたしました。
建設業界で技能労働者の確保が喫緊の課題となっている中、将来的に安定した技能労働者の確保や若手人材の育成を目指し、2008年に「大阪竹和会若手人材確保・育成実行委員会」が発足し、工業高校を対象とした作業所見学会や出前授業、会員各社の新人合同研修会など様々な活動を展開してきました。今回の説明会もその活動の一環です。
当日は、当社調達部長が建設業界の現状について説明し、実行委員会の委員長からは、大阪竹和会に登録されている282社は、財務、品質、人材等で竹中工務店から高い評価受けた会社である点や、新人に対する基本的な安全講習など人材育成研修を竹中工務店と協同して実施する点などを説明し「安心して生徒さんを預けていただきたい」と入職者の処遇・育成に対する熱意を語りました。
今年の8月には、初の試みとして、竹和会会員会社でインターンシップを受け入れ、当社の作業所で研修を行うプログラムも実施する予定です。
参加した教諭からは「多業種に亘って体験できるようなプログラムはあるのか」、「長期的な研修の受入れをお願いしたい」といった貴重なご意見をいただきました。
当社と竹和会は、今後も技能労働者の確保・育成を推進し、建設業界全般の発展に取り組んでいきたいと考えています。
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2014.07.02
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5月に江戸三大祭で日本三大祭の一つでもある「神田祭」の陰祭が行われ(西暦の奇数年に本祭が、偶数年に陰祭が隔年で行われる)、5月11日には当社が運営する「大手センタービル」に入居するテナントの方々14名と当社社員13名が、そろいのはんてんを着て祭りに参加しました。
「大手センタービル」の建つ大手町には、東京都指定文化財である「平将門の首塚」があり、平安時代中期、関東に覇をとなえた平将門を祀っています。この史跡の保存、史跡にまつわる伝統文化の継承、また地域社会における交流などを目的として、「史蹟将門塚保存会」が設立されています。同保存会は、毎年5月の「神田祭」の際に、「将門神輿」を、1,000人近くの有志によって「平将門の首塚」から大手町・丸の内界隈を担いで練り歩き、地域振興と安全祈願を行います。当社は2005年から毎年参加しています。
来年は「神田祭」の本祭に当たります。本祭では「神田明神」ゆかりの神輿が順番に「神田明神」の中に練りこむハイライトの行事“宮入(みやいれ)”が行われることになっています。「将門神輿」も宮入に臨む予定で、大手センタービルのテナントの方々と当社社員は、いまから来年を楽しみにしています。
今後もこのような地域交流の機会を通じ、伝統文化の継承に貢献してまいります。
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2014.06.23
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竹中グループは毎年6月を環境月間としています。今年の環境月間のイベントとして夏至の前日の6月20日、環境省が主導する「ライトダウンキャンペーン」に参加しました。
国内のグループ会社と海外事業所のオフィス・作業所事務所を含む167事業所が参加し、消灯による削減電力量の合計は4,700kWhを超えました。これは一般家庭約470世帯の1日分の電力使用量に相当します。
今後も様々な環境への取り組みをグループ一丸となって推進していきます。
実施状況
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2014.06.18
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5月9日、三重大学教育学部附属中学校2年生の生徒4名が、同校の「キャリア学習」の一環で当社の大阪本店を訪問し、当社社員から建設会社の業務や役割について説明を受けました。
「キャリア学習」は、実際に社会人から直接話を聞き、その中で生徒が自分の将来について考え、望ましい進路や生き方を選択する能力を身につけるためのプログラムです。今般、同校の先生が、当社のホームページで「なにわ出前塾」など次世代人材の育成に力を入れている活動をご覧になり、当社に訪問の依頼がありました。
担当した当社社員は、当社の代表的な建築作品や、建物に求められる機能、建物が完成するまでの仕事の流れについて、自身の海外勤務での経験や苦労話なども交えながらスライドで説明し、建設業の魅力を伝えました。
生徒たちからは、「竹中工務店の技術が世界各国で必要とされ、かつ、その技術が自分たちの生活にも活かされていることに驚いた」、「興味を持っている建築の話を聞くことができて本当に良かった」などの感想がありました。また、社会見学のご担当の先生からも「普段の学習では感じることのできない働くことの大切さや、厳しさ、やりがいなどを学ぶことができ、生徒自身が自ら将来を考える良い機会となった」とお話をいただきました。
今後もこうした機会を大切にし、将来を担う次世代の人たちとの関わりを深めていきたいと考えています。
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2014.06.06
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今年は、「環境・社会貢献賞」を竹中グループ全体に拡大して募集し、106件の応募の中から選ばれた20件について、6月5日に東京の「東陽町インテスホール」で行った表彰式で宮下社長から表彰状が授与されました。
優秀賞には、竹中工務店(環境貢献賞プロジェクト部門)、アサヒファシリティズ(環境貢献賞業務改善部門)、タイ竹中(社会貢献賞)の3社から選ばれました。
また、ライトダウンキャンペーンにも、昨年に引き続き今年も参加します。
環境月間をきっかけとして日頃の環境配慮活動をさらに拡大し、今後に活かしていきます。
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■ライトダウンキャンペーンについて
環境省の主催で2003年からおこなわれている全国的な節電キャンペーンで、竹中グループでは、今年は夏至の前日6月20日(金)の夜に一斉消灯を呼びかけています。 (昨年の登録拠点 156事業所)
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2014.05.15
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当社は、3月30日に、大阪本店設計部員などの有志による参加型体験教室「なにわ出前塾」の活動の一環として、株式会社近鉄百貨店と共同で、あべのハルカス近鉄本店タワー館「まなぼスタジオ」にて、30名の小学生を対象に「地震に強い建物をつくろう」講座を開催しました。
講座では、「あべのハルカス」(当社設計・施工JV)の構造設計を担当した設計部員が講師となり、3月7日にグランドオープンした「あべのハルカス」に採用されている建築構造システムを、スライドで紹介、日本における超高層建築では地震や台風への対策が非常に重要であることを理解してもらいました。
また、子供たちをチーム分けし、それぞれ振動模型に自由にブレース(筋交い)を設置してもらい、振動の低減量を競い合いました。さらに、地震に強くて格好良いデザインのビルの模型を、立方体12個を組み合わせて製作、各チームの父兄にも審査員として参加してもらい、高さ・強さ・格好良さの3点から対抗戦を行いました。最後にはチームで作った模型をバックに記念撮影をしました。
普段あまり馴染みのない建築構造技術を体験することで、建築に興味を持ってもらうとともに、300mという日本一の高さを誇る超高層ビル「あべのハルカス」を知ってもらう機会となりました。
■参考
「なにわ出前塾」は、竹中工務店社員有志による、未来を担う若い世代の人たちに建築に興味を持ってもらう事を目的とした社会貢献活動で、2009年から小・中・高や大学などの学校を訪問して出張授業を行っています。
「地震に強い建物」や「エコスクール見学会(環境にやさしい建物)」など、建築をテーマにした参加型体験教室です。
竹中工務店では、今後も社会貢献活動の一環として「なにわ出前塾」を続けていく予定です。
振動模型にブレースを設置する子どもたち |
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2014.05.08
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当社の名古屋支店では、蝶の生態調査及び植樹活動などを通じて蝶のすみよい環境づくりに取り組む「名古屋 蝶の飛ぶまちプロジェクト」を推進しています。当プロジェクトの新たな活動として、福井市のご理解とご協力をいただき、福井駅西口広場の一角に4月5日、当社の「福井駅西口中央地区再開発」作業所のメンバーが中心となって、「蝶の食卓:蝶を迎え入れる竹のテーブル」というコンセプトで花壇を作りました。
花壇の材料には竹を使用していますが、この竹は、当社の福井営業所長や名古屋支店、技術研究所の社員、当社の協力会社の皆さんなどが、福井市が管理する足羽山(あすわやま)に入り、里山保存のために伐採して持ち帰ったものです。
昨今の里山は、手入れをする人が減少し、健全な森林が失われつつあります。健全な森林の保全・回復のためには、適度に人間の手を加えることが必要不可欠です。今回の花壇作りは、生物多様性の確保というテーマの中で、蝶のすみよい環境づくりという課題とともに「里山の保全」という課題にも配慮した取り組みとなりました。
里山での竹の伐採の様子 |
駅前に設置した手作りの竹製花壇 |
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2014.03.28
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設立から52年目を迎えた「竹中育英会」は、創設者であり初代理事長である竹中藤右衛門の「感恩報謝」の理念のもと、青少年の育成と教育の深耕を図ることを趣旨に事業を続けています。中心の奨学事業では、毎年約180名の学生に奨学金を給付し、海外留学生への学資金支援も行っています。また、将来性のある建築系研究者に対する助成や、文化・芸術分野への支援も引き続き実施しています。
竹中育英会第51回卒業生歓送会 |
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2014.03.25
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当社は、2014年1月29日にステークホルダーダイアログを開催しました。2014年第1回のダイアログは、ダイバーシティの中から、「女性社員の活躍推進」をテーマとして取り上げ、外部有識者として麗澤大学経済学部木谷宏教授と帝人株式会社日高乃里子人財部ダイバーシティ推進室長を招くとともに、当社女性社員6名、男性社員1名のステークホルダーと意見交換を行いました。
当日は、最初に当社における女性社員の活躍推進状況について参加者で共有し、さらに木谷教授と日高室長より「企業における女性社員の戦力化モデル」、「帝人グループにおける女性活躍推進の取組み」をご講義いただきました。後半は、ステークホルダーである社員の皆さんから業務を行う中で感じている課題や問題点を出してもらうとともに、課題解決に向けて、具体的施策を検討していくうえでの方向性やキーワード、サジェスチョンを参加者で出し合うなど、活発な意見交換がなされました。
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2014.03.14
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当社は、日本ユニセフ協会から委託を受け、山形大学と協働で被災地の子どもたちの成長支援を通じた復興カリキュラム「子どもと築く復興まちづくり」を実施しています。
2013年12月12日には、プログラムの一つである「復興・まちづくり学習」を、前年に続き宮城県仙台市の七郷小学校6年生を対象として実施しました。154人の子どもたちが、大人になる10年後、15年後のまちを計画し模型をつくる総合的な学習の時間「未来の七郷まちづくり」を先生方や学生の方々と協力して行いました。子どもたちは4つのグループに分かれ、それぞれがまちづくりに必要な、人(ユニバーサル)、環境(サスティナブル)、防災(セーフティ)の3つの視点を取り入れ、何を残し、何を新しくするか、まちのあるべき姿を考えました。その成果としてグループごとに大きなパネルの上に“まちの模型”を作り、2014年1月28日の完成披露会で、保護者並びに地元の関係者の方々に向けて発表を行いました。
「お年寄りや子どもたちが集える安全な集会所をつくろう」、「自然の力を使った発電装置を置こう」、「避難所にもなる建物をつくろう」といった、子どもたちの自由な発想に、「実際のまちづくりの参考になる」「未来のまちづくりの担い手の声を聞いてこころづよく思った」など参加した皆さんは大いに感心していました。
被災地の復興に向け、今後も引き続き、将来を担う子どもたちを主役にした取り組みを支援していきます。
「みんなの七郷」をお披露目 |
自分たちの「まち」をプレゼンテーション |
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