活動情報詳細
2019.04.27
地域社会
聴竹居で「新緑を愛でる会」を開催
4月27日、京都府大山崎町にある当社保有の歴史的建造物「聴竹居(ちょうちくきょ) ※ 」において、地元の方々で組織する(一社)聴竹居倶楽部主催の「新緑を愛でる会」が開催されました。
通常、聴竹居の見学は事前の予約制としていますが、春の新緑(4月)と秋の紅葉(12月)の時期に行われる、年2回の「愛でる会」では、できるだけ多くの方に、自然の中に美しく映える聴竹居を見ていただけるよう、庭園を無料で開放し、建物内部は予約不要の特別料金にて公開しております。
今回の「新緑を愛でる会」の直前に、昨年の大阪北部地震と台風21号で傷んだ、本屋の屋根・外壁の修復工事が完了し、建設当時の黄色の外壁(黄大津仕上)が復元されました。当日は天候にも恵まれ、地元ガイドスタッフの説明のもと、約200名の方々に、新緑に包まれた華やかな聴竹居の姿を見ていただくことができました。
これからも大山崎町や地元住民の方々とともに保存・活用しながら、地域と一体となった建築文化の発信に努めてまいります。
「聴竹居」は、当社に在籍していた建築家、故・藤井厚二が建てた五回目の自邸。昭和初期を代表する木造住宅建築で、当社が2016年に取得し、2017年7月に国の重要文化財に指定されています。
「聴竹居」の詳細は特集ページをご覧ください。https://www.takenaka.co.jp/enviro/feature/03/