活動情報詳細

毎年6月に「竹中グループ環境月間」の活動の一環として「環境・社会貢献賞」表彰を実施しています。
2020年度は、「環境貢献賞　プロジェクト部門」「環境貢献賞　業務改善部門」「社会貢献賞」の３部門の合計で18件を表彰しました。
その中から一部の活動内容をご紹介します。

環境貢献賞プロジェクト部門　優秀賞
「ZEBをもっと身近にー普及型ZEBの協創」竹中工務店

中規模オフィスビルの新築にあたり「ZEBをもっと身近に」をテーマに、設計から運用まで一貫して建築主と一緒にエネルギーデザインとマネジメントに取組みました。汎用技術を駆使して経済的にNearly ZEBを実現、2019年度省エネ大賞で経済産業大臣賞を受賞しています。

BEI：Building Energy Indexの略
BEI = 対象建物の一次エネルギー消費量／基準建物の一次エネルギー消費量

環境貢献賞プロジェクト部門　
「廃木材のバイオマス発電による仮設電気利用」竹中工務店

様々な協力会社との連携により、作業所で発生した廃木材を分別してバイオマス発電の燃料として活用、得られたグリーン電力を作業所で購入しています。

環境貢献賞業務改善部門 優秀賞
「竹和会連携WGによる作業所環境課題の解決」竹中工務店

主要協力会社で構成する竹和会の産廃処理分科会と連携して環境活動の課題を解決する3つのワーキング・グループ（WG）を立ち上げ、様々な取り組みを作業所に展開してきました。それぞれの取組みは、過去に３R推進功労者等表彰で表彰されています。

環境貢献賞業務改善部門
「レインスケープ^®の開発と展開」竹中工務店

自然の力を活用するグリーンインフラの一環として、雨水浸透と潅水や水景への雨水利用を組み合わせた独自技術を開発し、当社技術研究所他2件のプロジェクトに適用しました。

環境貢献賞業務改善部門
「レトロフィット工法によるエネルギー削減」ＴＡＫイーヴァック

2003年に竣工したテナントビルの空調改修計画において、自社の空調設備劣化診断技術と空調設備会社の設備更新システムを融合させた提案を行い、39系統の空調機器を1系統ずつ停止して更新、テナントの営業に支障をきたすことなく完了し、大幅な省エネルギーに貢献しました。

社会貢献賞　優秀賞
「大型台風に伴う近隣住民の災害復旧支援活動」竹中土木

2019年に関東地方を直撃した台風15号、19号、21号により、千葉県内の作業所周辺も甚大な被害を受けました。近隣住民の生活道路復旧への無償協力を申し出て、倒木の撤去・崖崩れの復旧等の活動をおこないました。

社会貢献賞　
「国産木材CLTを使用した社員寮の建設」アサヒファシリティズ

老朽化したRC造の家族寮を単身寮に建替えるにあたり、竹中工務店と連携して森林資源の循環に貢献する「森林グランドサイクル^®」を推進するため、外装・内装に国産材CLTをふんだんに活用した木造建築としました。