活動情報詳細
「The 深川 Wood Fes ‘23」を開催しました
3月25日(土)、26日(日)の2日間、東京都江東区の門前仲町にある深川公園で、「お江戸深川さくらまつり」のイベントの一つとして、木材業を営む「旧木場プロジェクト※1」の方々と共に4年ぶりに開催し、当社は実行委員会のメンバーとして参画しました。
当社ブースでは、木の適切な使用が森林の活性化、ひいてはみどりの保全、CO2削減にもつながることから、木を使う「組子コースターづくり」ワークショップを行いました。
「組子」とは、釘を使わずに木を幾何学的な文様に組み付ける伝統木工技術で、ワークショップでは、木曽のヒノキを材料とする精緻に作られた部材を組み上げていきます。開催にあたっては、公益財団法人竹中大工道具館※2の多大なご協力をいただきました。
開催した2日間とも、あいにくの雨となりましたが、足元の悪い中、30名の方に参加していただき、子どもたちにも苦労して組み上げたコースターを手に喜んでいただけました。
ワークショップの収益金は、国内の森林の健全化等を目的とする、公益社団法人国土緑化推進機構の「緑の募金」に全額寄付する予定です。
今後も地域と連携し、環境に資する取り組みを推進してまいります。
1 木場は古くは江戸時代に木材置き場として「深川木場町」と名付けられていました。その後、木場の役割は「新木場」に移りましたが、地名は残り、跡地は木場公園となっています。木場の文化を継承していくため、木材業を営む方々を中心に、「旧木場プロジェクト」を立ち上げ、今回のイベント開催の運びとなりました。