活動情報詳細
「グリーンフェスタ in 東陽公園」に参加しました
2023年11月19日の日曜日に、東京本店からほど近い江東区東陽公園で開催されたグリーンフェスタに今年も参加しました。このイベントは、区民団体と地域団体等が主体となって、花とみどりを楽しみ、地域の自然や生物を知るイベントで、今年も当社は実行委員会のメンバーとして出展しました。各出展ブースに使ったテントやテーブルなどは団地や町会の、あるいは実行委員個人の備品を借りるなど、地域に密着した住民手作りのイベントです。
当日は、雲一つない快晴で、前日吹き荒れた強風も収まり、11月とは思えないくらい暖かな陽気でした。川南小学校和太鼓倶楽部につづき、東陽小学校金管バンドの演奏がオープニングを飾り、花壇の植え替え教室、リサイクル堆肥の配布、木の実のクラフト工作、江東区にいる生き物展示、東京科学技術高校生物班のパネルや生き物の展示、カンナくずを使ったポンポンづくり、はちみつや中国茶、コーヒーの販売など地元団体から多くの出展があり、約800人以上(実行委員長発表)の来場者がありました。
当社ブースでは、木の使用が森林の活性化、ひいてはみどりの保全、CO2削減にもつながることから、昨年度、今年6月の「江東区環境フェア」に続き、「組子コースターづくり」ワークショップを行いました。「組子」とは、釘を使わずに木を幾何学的な文様に組み付ける伝統木工技術で、ワークショップでは、木曽のヒノキを材料とする精緻に作られた部材を組み上げていきます。組子コースターキットの提供にあたっては、公益財団法人竹中大工道具館の多大なご協力をいただいています。
10時の開始と同時に参加希望者が続々と来られ、一時はワークスペースがすべて埋まってしまい、待っていただくこともありましたが、最終的には44名のみなさんに体験していただきました。参加していただいた方々からは「ほかのイベントで見かけたけれどもその時は体験できなかったので、とても楽しみにしていました」、「凄い、キッチリはまるんですね!気持ちいい」と、出来上がったコースターの美しさや加工精度の凄さを実感していただき、喜んでいただけました。
ワークショップの収益金は、国内の森林の健全化等を目的とする、公益社団法人国土緑化推進機構の「緑の募金」に寄付する予定です。
今後も地域の企業・団体・住民の方々と連携し、環境に資する取り組みを推進してまいります。