活動情報詳細

2024.03.22 地域社会

4年ぶりの近隣住民を招いての寮祭が大盛況

2023年10月21、22日の2日間にわたり、神戸市にある竹中工務店深江竹友寮で「寮祭」が開催されました。
寮祭は新社員である寮生たちが主催する恒例行事ですが、ここ数年はコロナ禍の影響で、規模を縮小しての開催に留まっていました。しかし今回は「外部からの来場者なし」という制限が4 年ぶりに撤廃され、深江地域の近隣の方々と当社とのつながりを醸成する本来の姿を取り戻した記念すべき寮祭となりました。

寮生により組織された「寮祭委員会」が主体となって企画・運営を行い、当日の会場構成や什器などのデザインにも創意工夫がなされました。今年度は寮生7人が中心となって発足したものづくりコミュニティがデザイン計画の役割を担い、寮祭委員会と二人三脚で計画を進めました。会場のデザインには、コロナ禍を経て廃棄される運命にあったアクリル板たちを主な材料として使用し、200人余りいる寮生の大多数が会場の施工に貢献しました。

当日は寮全体が人で溢れかえるほどの大盛況で、2日間で訪れた来場者は1000人を超えました。 大人も子どもも楽しめる様々な企画が並び、地域の方々に改めて当社のことを知っていただくきっかけとなりました。
たとえば、気軽にSDGsに向けた当社の取り組みに触れられる場として、「清和台の森」の間伐材を用いてオリジナルの「木」を作ってもらう子ども向けのワークショップを開催しました。また、集会所の「さくらホール」にはアクリル板で彩られたステージを設置し、ものづくりを題材とした演劇が上演され人気を博しました。会場の一角では寮生から募集した写真や家具、書籍などを展示した「生活展」も開催され、来場者の方々からは「寮の中でどんな生活が行われているのかが知れて面白かった」とご好評をいただきました。

コロナ禍の厳しい時代を経て、より盛大な行事として新たなスタートを切った寮祭。深江地域との豊かな関係性を今後も継承していきます。

内装デザインのコンセプトである「FILTER」を表現したエントランス空間
内装デザインのコンセプトである「FILTER」を表現したエントランス空間
多くの来場者を迎えた屋台
多くの来場者を迎えた屋台
親子協力してのコースターづくり
間伐材をつかった子ども向けのワークショップ
当社社員によるアドバイス
家族連れでにぎわう射的屋台
使われなくなったアクリル板を利用したインスタレーション
使われなくなったアクリル板を利用したインスタレーション