活動情報詳細
「The 深川 WOOD FES」に参加しました
2024年3月16日(土)、17日(日)の2日間、「The深川 WOOD FES」に参加しました。当該イベントは「お江戸深川さくらまつり」のイベントの一つとして、今年は江東区の門前仲町にある、江戸勧進相撲発祥とされ江戸最大といわれる富岡八幡宮の境内で開催されました。当社は東京都江東区で木材業を営む企業を中心とした「江想プロジェクト(旧「旧木場プロジェクト」)※1」の一員として当該イベントに協賛・参加しています。
当社ブースでは、木の適切な使用が森林の活性化、ひいてはみどりの保全、CO2削減にもつながることから、木を使う「組子コースターづくり」ワークショップを昨年に引き続き行いました。「組子」とは、釘を使わずに木を幾何学的な文様に組み付ける伝統木工技術で、ワークショップでは、木曽のヒノキを材料とする精緻に加工された部材を組み上げていきます。開催にあたっては、公益財団法人竹中大工道具館※2の多大なご協力をいただきました。
開催日には、まだ桜は開花していませんでしたが、2日間で40名弱の方に体験していただきました。お孫さんを連れた参加者の方は、最初はお子様に教えていたのですが、徐々に自分のほうが積極的に手を出すようになり、完成時はお孫さんと一緒に大いに喜んでいただきました。
当社以外には、江東区亀戸の全国的に有名なくず餅や老舗のお弁当の販売、木材関連企業による椅子や、木のおもちゃ、木の香りのアロマオイルなどの販売や体験・ワークショップ、さらには、江東区をホームタウンにするプロバスケットボールB3リーグに所属するTUBCのマスコット「ユナイト」も登場し、各社のブースで出展者やお客さんを盛り上げていました。
当社のワークショップの収益金は、国内の森林の健全化等を目的とする、公益社団法人国土緑化推進機構の「緑の募金」に全額寄付する予定です。
今後も地域社会との交流、環境に資する取り組みを推進してまいります。
- ※1本会は、かつて材木屋が立ち並び活況を呈していた江東区の木の文化を継承していくため、地元の材木屋が中心となり、平成30年4月3日に設立した。(中略)江想プロジェクトは、江東区を想う人たちが力を合わせ、江東区の持つ魅力を最大限に引き出し地域の活性化を促すための総合的な取り組みを実施し、皆が共に築く新たな地域文化の礎石となることを目指していく。(「江想プロジェクト会則」より)
- ※2公益社団法人 竹中大工道具館