日時 2023年10月18日(水)~2024年1月27日(土)

フランス パリ日本文化会館にて、竹中大工道具館「工匠たちの技と心―日本の伝統木造建築を探る」が開催

2023年10月24日
公益財団法人 竹中大工道具館

フランス パリ市にあるパリ日本文化会館と竹中大工道具館の主催で、日本人独特の自然に対する畏敬の念と、日本の風土や自然環境が培ってきた職人の技と心に焦点をあてた展覧会「工匠たちの技と心」が10月18日より開催されます。公益財団法人 竹中大工道具館(館長:河崎 敦子)はこの展覧会を共催、所蔵する大工道具、実物大模型等を提供し、展示内容を監修しています。

当展覧会は、竹中大工道具館の提案による5つのテーマで構成されます。伝統の匠の技と美、それをつくりだす大工道具、その背景にあるものづくりの精神や木の文化にふれることで、日欧の文化交流を図ります。

「工匠たちの技と心」概要

開催期間 2023年10月18日(水)~2024年1月27日(土)
住所 パリ日本文化会館
101 bis Quai Jacques Chirac, 75015 Paris, France
キュレーター 西山マルセーロ(竹中大工道具館)
空間構成デザイン 西山マルセーロ、 Martin Michel
会場グラフィック Brice Tourneux
協賛 竹中工務店、WO2

パリ日本文化会館 について

パリ日本文化会館は、1997年の開館以来、国際交流基金の海外における最大級の日本文化の発信拠点として、日仏・官民共同で、文化と芸術の都パリから日本文化の発信を行っています。 伝統文化からポップカルチャーまで、展示、舞台公演、映画、日本研究者を中心とした講演会、図書館、子ども向け事業、アトリエ事業等で多角的に紹介すると同時に、様々な体験講座や日本語講座も実施しています。

海外巡回展について

竹中大工道具館では、日本の伝統的な木造建築と、それを生み出す多種多様な大工道具、その背景にあるものづくりの精神を世界各地に紹介してきました。
2014年のアメリカ(ボストン)のハーバード大学での展覧会から始まり、フィンランド(ヘルシンキ)、中国(寧波)、2021年のアメリカ(ニューヨーク)、2022年には、ポーランド(クラクフ)の日本美術・技術博物館 Mangghaにて、同館と竹中大工道具館の共催で「木に秘められた精神」と題して展覧会を開催しました。

パリ日本文化会館での展示の様子
パリ日本文化会館での展示の様子