十六銀行天白支店

  • 設計施工
2015 愛知

樹形柱による原風景の再構

東海地区を拠点とする銀行の支店新築計画です。計画地周辺にかつて広がっていた里山の原風景を手掛かりに、その心象を樹形の架構で実現しました。地面から枝分かれして広がる鋼製アングルの樹形柱は、鉛直荷重だけではなく、地震時の水平力も負担する構造体としています。大屋根を一枚架けることで内部と外部がひとつながりに感じられ、天井の天然杉材の木質感と相俟って、お客様が入りやすく街に開かれた銀行となりました。

設計施工
竹中工務店
延床面積
590㎡
構造/規模
鉄骨造/地上2階
DESIGN WORKS
vol.32