建築作品
外市秀裳苑ビル
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2014 京都 |
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京の街中で伝統紋様をまとい行燈となるビル
四条烏丸で呉服の卸売業を営む外市の本社ビルです。
永遠性を意味する鎖紋様を建物に纏わせ、150年続く企業のこの地での永続性を願いました。日中にはパンチングパネルを通った粒子のような光が内部空間を包み、夜には孔から漏れ出した光が紋様として浮かび上がり行燈のような装いとなります。
祇園時には目の前にたつ長刀鉾の背景となるだけでなく、鉾を見下ろすためにパネルが上下に開閉し、ハレとケの装いを見せます。