建築作品
愛宕グリーンヒルズMORIタワー
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2001 東京 |
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緑に囲まれた展望の名所として親しまれてきた東京都港区愛宕山は、由緒ある寺社が残る歴史的・文化的に貴重な場所として名高い。愛宕グリーンヒルズは、愛宕山の地形と緑を保全し、都心の貴重な景観資源として活用することを開発理念として計画された。歴史ある寺院の伽藍再建を中心に、オフィス機能を集約したMORI タワー、居住機能を集約したフォレストタワーを38,450m2の開発街区の愛宕通りに対してペアをなし配置。シーザー・ぺリが外観デザインを担当した2つのタワーの低層部分にオープンスペースを確保、開放性、快適性を生み出している。地上188mの超高層建築であるMORIタワーは、外装カーテンウォールが上部で三次元的につぼまるユニークな形状で、構造体はCFT柱とオイルダンパーを組み合わせており、高度なセキュリティシステム、最先端の通信インフラストラクチャーを備えている。施工においては、特徴的なデザインによる上層階施工の困難さ、短工期等の条件を克服すべく、鉄骨の大型ユニット縦置地組工法、外装カーテンウォールのユニット化方式、取付用柱型クレーン等を開発し、高品質の確保と効率化を追求した。
- デザイン
アーキテクト - シーザー・ぺリ アンド アソシエーツ
- 設計
- 森ビル
- 施工
- 竹中工務店JV
- 延床面積
- 86,570㎡
- 構造/規模
- 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
/地上42階、地下2階