聖母病院聖堂

  • 設計施工
2010 東京

折れ屋根・折れ壁構造による象徴的な祈りの空間

築50年の聖堂と修道院を、聖堂と健診センターへ建替えた計画です。東側に既存病院、西側崖下に住宅地という敷地条件の下、西側が高い片流れの形態と既存のステンドグラスを再利用した西面開口部から差し込む光により、旧聖堂がもつ黄金色の空気感を再現しました。折り紙細工からヒントを得た、RC折れ屋根・折れ壁構造により柱・梁の無い大空間とシンボリックな外観を表現し、折れ屋根形状を直接顕わした内部は、天井の光と影が印象的な祈りの空間を創出しています。

設計施工
竹中工務店
延床面積
1,871㎡ 健診センター含む
構造/規模
鉄筋コンクリート造
/聖堂:地上1階
/健診センター:地上3階
受賞
2011グッドデザイン賞
雑誌掲載
近代建築 2010.12
DESIGN WORKS
vol.16