建築作品
テクニカハウス
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2001 東京 |
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ファサードと空間のコンポジション
オーディオ機器の〈コンポーネント〉という概念を応用し、街並みとの視覚的応答を成立させながら、個性的な企業イメージを表現したオフィスビルです。大通りに面した南側は、コンクリート打放しのゲート内に浮かぶアルミルーバーやガラスキューブが彫刻的な「深さ」を表し、北側はリボンウインドウによる分節された奥行のない「浅さ」を表し、表と裏の対比を意図しています。平面的にはコンパクトなサイドコアと、無柱のオフィスゾーンを基本としています。断面的には基準階を中央にして上下階にゲストハウスやスタジオなどの特殊階を挿入し、変化に富んだ多様な内部空間を生み出しています。
- 設計施工
- 竹中工務店
- 延床面積
- 4,370㎡
- 構造/規模
- 鉄骨鉄筋コンクリート造一部鉄骨造
/地下1階,地上8階 - 受賞
- 第44回BCS賞
2003日本建築士会連合会賞
優秀賞
2002建築士事務所全国大会
建築作品表彰 優秀賞
2002グッドデザイン賞
2002インテリアプランニング賞
優秀賞 - 雑誌掲載
- 新建築 2001.12
作品選集 2004
ディテール
No.168/176/182