建築作品

放射線の総合的な研究開発を行う国内唯一の研究機関である（独）放射線医学総合研究所の研修棟は、2011年東日本大震災後に増加する放射線従事者の育成及び教育研修のための施設です。閉鎖性の高い放射線施設のコンクリート遮蔽エリアを建屋中心に配置し、ガラスで外皮を包みこむことで軽やかな透明感のあるデザインとし、放射線施設に対する不安感の払拭と高い安全性という社会的ニーズを両立させました。