しらはたこども園

  • 設計施工
2013 千葉

津波から命を守るこども園

東日本大震災で津波被害を受けた山武市が、沿岸の幼保施設を内陸部に移転・統合した事業です。技術研究所で津波シミュレーションを行い、津波を受け流す架構形式とし、建物最上部は全員が避難できる屋上広場としました。中央の遊戯室を取り囲むように回廊を設け、こどもたちの様々な活動の場となるよう園庭と屋上を繋げています。保育室は、軒庇を低く抑えて夏の日射を遮り、高窓から柔らかな自然光が入る勾配天井としました。

設計施工
竹中工務店
延床面積
2,611㎡
構造/規模
鉄筋コンクリート造,一部鉄骨造
/地上2階
受賞
第16回 JIA環境建築賞 
入賞 (一般建築部門)
東京建築賞2015 第41回建築作品コンクール 一般一類部門 最優秀賞
雑誌掲載
新建築 2013.4
日経アーキテクチュア 2013.10.25
DESIGN WORKS
vol.24