建築作品
しらはたこども園
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2013 千葉 |
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津波から命を守るこども園
東日本大震災で津波被害を受けた山武市が、沿岸の幼保施設を内陸部に移転・統合した事業です。技術研究所で津波シミュレーションを行い、津波を受け流す架構形式とし、建物最上部は全員が避難できる屋上広場としました。中央の遊戯室を取り囲むように回廊を設け、こどもたちの様々な活動の場となるよう園庭と屋上を繋げています。保育室は、軒庇を低く抑えて夏の日射を遮り、高窓から柔らかな自然光が入る勾配天井としました。