竹中技術研究所・耐火実験棟

  • 設計施工
2009 千葉

カーボンニュートラル実現に寄与する実験棟

当社技術研究所の敷地南東端に建つ、国内最高能力の耐火実験装置を有する研究施設です。白を基調とした外壁には鉄鋼の「サステナブルフレーム」を設置し、研究所としての構えを表現しました。庇や足場、また構造要素としての水平梁の機能を持つこのフレームには緑化外壁、太陽光発電パネルなどの環境配慮技術を実装し、実験検証及び開発技術の展示場としての役割を持たせました。見学者を迎えるエントリーコートでは格子や庇に環境配慮素材を用い、「素材をあるがままに用い古びて行く様を愛でる」日本古来のサステナブルな思想を体現しました。

設計施工
竹中工務店
延床面積
1,303㎡
構造/規模
鉄骨造/地下1階,地上3階
受賞
第10回 屋上・壁面・特殊緑化
技術コンクール 日本経済新聞社賞
(壁面・特殊緑化部門)
雑誌掲載
ディテール No.186
DESIGN WORKS
vol.11