建築作品
埼玉医科大学 あすなろ
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2008 埼玉 |
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木の匂いのする子供たちのための空間
子供たちのスケール感を意識した繊細な木の柱・梁の架構により、木質感溢れる住宅的で優しい居心地を創ると共に、里山のように自由な行動を誘発しながら、見守りと視線の通る安心で開放的な空間を実現しました。自然素材の木が持つ温もりのある質感が、その触感や匂い、木に柔らかく反射する光や包み込むような音など、
人間の五感を多様に刺激する。親しみのある木造空間を素足や素肌で触れる体験が、子供たちの原風景として心身に刻み込まれ、場所や人の記憶となって残り続けることを願います。