建築作品

豊かな自然に抱かれる早稲田大学所沢キャンパスの軸線を受けて配置された教室棟です。「一枚の葉」をモチーフとした3次元曲面の象徴的なブリッジを渡り、アプローチします。風にそよぐ柔らかな「ベール」をイメージした外装スクリーンは、室内の明るさの確保と熱負荷低減を両立させる、40％の開口率のアルミパンチングメタルで構成しました。優しいカーブを描く外装スクリーンユニットをランダムに重ね合わせ、彫りの深い陰影と柔らかで繊細な表情を持たせました。