建築作品

“観る”という機能をデザインモチーフに、鈴鹿サーキットの顔として建設されたVIPスタンドです。浮遊する２層構成のスタンドは、食事を楽しむテーブル席からも臨場感ある観戦を提供していています。乗り物のコクピットに搭乗するような空間構成で、“瞳”の部分に観覧席を大きくとっています。最良の視界を獲得するため窓際に主架構のない吊構造を採用し、フレームを３ｍピッチに設けることによって大空間にリズムを与えています。