建築作品
追手門学院将軍山会館
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2008 大阪 |
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コミュニケーションを誘発する「回遊性」のある空間
学院120周年、大学40周年の記念事業として計画された学院・大学の歴史展示資料館です。カフェや会議室が併設され、卒業生と在学生の交流の場となることが望まれました。
そこで、「奥」へとつながる空間構成と回遊性により、建物全体がキャンパスの一部となり、気軽に大学の歴史に触れられる建物としています。台形の敷地の一番奥に中庭を設け、開口部をフルオープンとして、カフェやテラスと一続きの空間とし、また、前面道路から地下階へのアクセスにより建物全体を通り抜ける動線を設けました。内部空間にも回遊性をもたせ、自然にコミュニケーションが誘発する場としています。