報徳学園中高本館及び大谷記念講堂

  • 設計施工
2012 兵庫

四季を感じ、豊かな人間形成の場となる校舎

二宮尊徳の思想「以徳報徳」(徳を以って徳に報いる)を教育目標に掲げる報徳学園の新校舎です。自然と調和した生活空間づくりと、質実剛健な身体と情操を養う空間づくりがこの作品のテーマです。校舎に沿って流れるせせらぎ、全ての教室に窓側と廊下側からの自然の採光と通風をもたらす中庭吹抜、武庫川や六甲の山並みなど永く変わらない自然の風景を眺める見晴台など、豊かな人間形成の場となる学び舎がうまれました。

設計施工
竹中工務店
延床面積
9,379㎡
構造/規模
鉄筋コンクリート造,鉄骨造
/地上4階
雑誌掲載
近代建築 2012.8
DESIGN WORKS
vol.24