建築作品
甲南大学13号館
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2004 兵庫 |
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ヴォイドに接続する中廊下
甲南大学の研究棟である本建築は、敷地条件から幅14m長さ112mの細長い建物として計画されました。廊下・階段・テラスなど研究者の日常生活の場を公共空間として整備する為、中廊下式の廊下を水平・垂直方向のいくつものヴォイドに接続し魅力あふれる交流の場へと昇華させることを意図しました。また、フラットスラブ+140Φの鉄骨ムク柱からなる明快な構造システムの上に、吹き抜け・屋外バルコニー・光庭などのヴォイドを分散配置することで明晰性と空間的豊かさの両立を図りました。