建築作品
第一福祉大学
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2004 福岡 |
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大樹を建物に取り込み保存した
福祉系の大学
1学年600人、4年制、6学科をそなえた福祉系の大学です。
敷地は、国道3号線と市道に挟まれており東西に細長く、建物長さは250mに達します。
建築制限から高さを一定にしたことにより建築に力強さを与え、平面の出入りによりスカイラインに変化をもたらし単調さを免れました。
外壁は柔らかな色みの「サビ石」により福祉の色を表現し、「割肌」と「本磨き」による構成と出隅のシャープさがこの建物の特徴になっています。
敷地には樹齢100年をこえるモチノキがあり計画に当たり「福祉の樹」として愛しめるように空中回廊により取り囲み保存しました。
- 設計施工
- 竹中工務店
- 延床面積
- 6,210㎡
- 構造/規模
- 鉄筋鉄骨コンクリート造
(梁鉄骨造)/地上5階