福間病院中央棟

  • 設計施工
2017 福岡

松林の中の「大きな家」としての精神科病院

福間病院は日本で最初に自由開放療法を開始した精神科病院です。その広大な敷地の前身は戦前の炭鉱保養地で、当時旧薩摩藩より移築された薬医門(正門)は地域のランドマークとして永く親しまれています。
今回の計画では分散した病院機能の集約を図ると共に、瓦葺き屋根の「大きな家」として開かれた精神科病院の「顔」と「構え」をデザインし、患者のみならず地域の住民にも広く受け入れられる環境づくりを目指しました。

設計施工
竹中工務店
延床面積
9,952㎡
構造/規模
鉄筋コンクリート造
/地下1階、地上3階、塔屋1階