建築作品

福岡空港と博多駅の中間に位置する街に建つ賃貸オフィスビルです。全面ガラスではないビルのファサードを追求すべく、ポツ窓デザインの新たな展開を図りました。その結果、快適な執務環境に寄与できる「呼吸する皮膜」としての外装を開発するに至りました。PCパネルに石･タイル･アルミ･ガラスを織り込み、また素材同士に段差を設けるなどの処理を施し、建物の表情が陰影に富み、かつ柔らかく見える表現としました。基準階はリフレッシュスペースやパウダーコーナーなど時代ニーズに応じた諸機能をコンパクトにまとめつつ高いレンタブル比を確保しました。