建築作品
弘前脳卒中・リハビリテーションセンター 増築
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2011 青森 |
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極寒多雪風土の中の温かい佇まい
津軽医療圏における脳卒中後遺症患者増加を受け、2005年完成の既存棟145床を計248床に増やしました。極寒多雪の風土にあって、レンガ調タイルとRC打放しを組合せた彫りの深い表情は、深雪の中に凛と立ち来訪者を温かく出迎えるとともに、雪害対策・日射制御等の環境性能も備えます。円筒階段が象徴的に佇む中庭、静寂感のあるレストラン、柔らかな光溜りをもたらすハイサイドライト等、温かい情景が溢れる療養空間を創り出しています。