ステークホルダーとの対話を深め、未来のサステナブル社会につなぐ~グループCSRビジョンとグループメッセージを新たに制定~

2013年12月20日
株式会社竹中工務店

竹中工務店(社長:宮下正裕)は、このたび、「竹中グループCSRビジョン」と「竹中グループメッセージ」を制定し、2014年1月1日から運用を開始いたします。
「竹中グループCSRビジョン」は、ステークホルダーとの対話を積極的に行いながら、当社グループが対応すべき社会的課題を捉え、グループの総合力で課題を解決していくという姿勢及び方向性を示すために制定しました。
「竹中グループメッセージ」は、従前の当社のコーポレートメッセージである「想いをかたちに」をベースに、竹中グループCSRビジョンに含まれる“未来のサステナブル社会へつないでいく”姿勢を表現しました。

竹中グループCSRビジョンについて

▼制定の背景

当社は、お客様の「想いをかたちに」することを通して、経営理念に掲げる「最良の作品を世に遺し、社会に貢献する」ことを一貫して使命としてきました。そのため、手がける建築の一つひとつを「作品」と称して丹精を込めてつくり、お客様の満足や信用を得て企業の社会的価値を高める「品質経営」を継続してきました。

近年、「少子高齢化」「エネルギー問題」「社会インフラの老朽化」など、さまざまな社会的な課題が顕在化しています。また急速に変化する環境にあわせて、ステークホルダーのニーズも多様化・高度化・グローバル化しています。これら社会的課題やニーズに的確に対応していくには、これまで以上に社会と価値観を共有した企業活動の実践が求められます。それとともに、当社グループの各社が有するノウハウを有機的に連携させ、一体となってソリューションを提供することが求められます。こうした中、当社グループでは、多様なステークホルダーと対話しながら、事業を通して社会的課題を解決する姿勢及び方向性を「竹中グループCSRビジョン」として示すことで、サステナブル社会の実現に貢献することを目指します。

▼2025年のグループ成長戦略に向けて

当社では「新たな価値を創る」をキーワードに、2025年を見据えたグループの長期戦略として、“まちづくり”のすべてのステージでグループ各社が緊密に連携して社会とお客様の期待に応えることを掲げました。
今後、国内では、都市とインフラの老朽化問題が深刻化し、官民連携・民間主導のまちづくりが進むことが予想されます。また、世界では経済のボーダーレス化と企業のグローバル化がさらに進行し、膨大な都市・インフラ建設の需要が生まれることが予想されます。

グループ成長戦略を実現するために、「竹中グループCSRビジョン」に則り、ステークホルダーとの対話を続けながら、技術の研鑚を重ね、建設技術とサービスが融合した新しいソリューションで、“まち”に新たな価値を提供します。そして、社会やお客様にとって最良のパートナーとなることで、持続的な成長を目指します。

竹中グループメッセージについて

当社の経営理念・社是、品質経営基本方針に示す考え方を、ステークホルダーに端的に伝えるために制定した従前のコーポレートメッセージ「想いをかたちに」に、新たに制定した「竹中グループCSRビジョン」に掲げる“未来のサステナブル社会へつなぐ”というグループの取り組み姿勢を付加しました。
なお、この竹中グループメッセージ「想いをかたちに 未来へつなぐ」は、当社のコーポレートメッセージとして、2014年1月1日より併用していきます。