「聴竹居」が日本イコモス国内委員会による「日本の20世紀遺産20選」に選定

2017年12月20日
株式会社竹中工務店

竹中工務店(社長:宮下正裕)の保有する「聴竹居(ちょうちくきょ)」(所在地:京都府乙訓郡大山崎町)は、日本イコモス国内委員会(※)による「日本の20世紀遺産20選」にこのたび選定されました。
「伝統を生かし、近代の環境工学の思想を取り入れた傑作」と評価されました。
今後も当社は、地元住民と共に「聴竹居」の保存活用に努めて参ります。

  1. イコモスとは、国際記念物遺跡会議(ICOMOS/ International Council on Monuments and Sites)のことで、文化遺産保護に関わる国際的な非政府組織(NGO)で、1965年に設立されました。日本イコモス国内委員会の基礎は、関野克博士(東京大学名誉教授、元東京国立文化財研究所長)によってつくられました。イコモスの第3回総会(1972年、ブタペスト)で日本国内委員会が承認され、関野博士が委員長に指名されました。1979年の総会で日本イコモス国内委員会の規約を採択し、イコモス執行委員会の承認を経て正式に発足しました。「日本の20世紀遺産20選」は、20世紀遺産の多様性についての議論の必要性から、その促進を目的に2013年より日本イコモス国内委員会が議論を重ねてきました。