「ニッケコルトンプラザ ツムグテラス」の取り組みが「第14回キッズデザイン賞」を受賞
2020年8月26日
株式会社竹中工務店
竹中工務店(社長:佐々木正人)は、日本毛織株式会社(社長:富田一弥)とともに、大型商業施設内に空中庭園を持つ都市型保育園「ニッケコルトンプラザ ツムグテラス」の取り組みで、「第14回キッズデザイン賞(子どもたちを生み育てやすいデザイン部門)」を受賞しました。
この賞は、子どもや子どもの産み育てに配慮したすべての製品・空間・サービス・活動・研究を対象とし、子どもや子育てに関わる社会課題解決に取り組む優れた作品を顕彰するものです。
ニッケコルトンプラザ (所在地:千葉県市川市)は、前身の織物工場時代から100年に渡って地域社会に根ざし、地域に貢献する施設として開業から30年を迎えた大型商業施設です。建築主であるニッケグループは、待機児童問題、地域コミュニティの希薄化、施設の老朽化と頻発する風雨災害という地域課題を背景に、アネックス棟の建替工事を計画。2019年4月に商業施設内に「ツムグテラス」をリニューアルオープンしました。
多くのお客様が訪れる商業施設内に、安全な保育園を併設するという建築主が掲げる目標に、当社は、「大型商業施設内に空中庭園を持つ都市型保育園」として、1階の開放的な店舗と子どもたちのプライバシーを守りながら、中庭への開放性を確保する2階の保育園の設計により、保育園と店舗の相乗効果を生み出しながら、地域課題の解決に寄与する施設を完成させました。
当社は今後も、まちづくりを通した、次世代を担う人材の育成と地域の発展に取り組んでまいります。