当社開発のエネルギーマネジメントシステムにより経済産業省からの節電要請に対応
2022年03月25日
株式会社竹中工務店
竹中工務店(社長:佐々木正人)は、3月22日(火)の経済産業省からの節電要請に対し、東京電力エナジーパートナーから16:00~19:00の時間帯における節電指令を受け、エネルギーマネジメントシステム「I.SEM®」が自動で応答して当社関連建物2棟の電源設備群を制御し、指令時間通りに節電を実行しました。
これは、前週の東北地震による火力発電所の停止、気温低下による暖房需要の急増、悪天候による太陽光発電の低下等の原因により電力需給が逼迫した中での、節電要請に対応したものです。
当社では、2017年から東京電力エナジーパートナーが実施するデマンドレスポンス(DR)※プログラムに参加しており、今回の節電要請への応答はこれらのDRプログラムの一環として実行されました。当社が開発したエネルギーマネジメントシステム「I.SEM」は、東京電力エナジーパートナーからの節電指令をインターネット経由で受信し、人手を介さずに自動で節電制御を実行することが可能な機能を有しており、今回の節電要請にも自動で応答しています。
I.SEM®は既に複数のプロジェクトに導入を展開しており、様々なDRプログラムに対応可能です。今後もI.SEMの展開を通して、地域の節電に貢献していきます。
- ※デマンドレスポンス(DR): 電力需給逼迫時の節電要求に、需要家側が応じて需給バランスを保つ仕組み。