竹中工務店と東京大学 社会連携講座「サステナブルなまちの創生」を開設~産学連携を通じた共同研究で持続可能なまちづくりを推進~
2022年04月04日
株式会社竹中工務店
株式会社竹中工務店(社長:佐々木正人)は 国立大学法人東京大学 (総長:藤井 輝夫)と、サステナブルなまちづくりをテーマとする社会的課題の解決と産業の発展に寄与する共同研究を目的とした社会連携講座※1「サステナブルなまちの創生」開設の契約を、2022年3月25日に締結しました。
本講座は、竹中工務店の技術・ノウハウに裏付けられた豊富なまちづくりの実績と、東京大学の卓越した学術的知見・技術というお互いの強みを連携して行う共同研究です。技術分野における相互の知的・人的・物的資源の交流や、共同研究開発活動の推進による新しい価値の創造を図ります。
連携を通じて、省エネ推進や再生可能エネルギー活用による脱炭素化、災害リスクに対するレジリエンス強化、サーキュラーエコノミーによる農村・郊外・都市の連携強化を図ることで、まちづくりのあるべき姿を描くとともに、その実現に向けた技術・事業・サービスの開発に取り組んでいきます。
また、社会実装したまちづくりが適切な方向に進んでいるかどうか判断するための、まちづくりの評価メカニズムの構築を目指します。
【連携事項】
- 1.共同で取り組む研究テーマの効果的な選定・実施及び、竹中工務店の各部門と東京大学の各研究室との間における研究活動の効率的な遂行に資する情報共有の促進、継続的な人材交流・意見交換会の開催
- 2.人材開発及び育成に係る取り組み
- 3.施設の相互利用
- 4.外部研究助成金の獲得
- 5.行政施策への提言
- 6.その他本目的に資すると認められる事項
- ※1公益性の高い研究課題について、東京大学と企業等が共同研究を行うものであり、東京大学と企業等との契約に基づいて企業等が負担する共同研究経費によって運営される。包括的な社会課題テーマのもと、従来、自然発生的であった企業と各研究者との共同研究で限界のあった異分野の研究者との連携や、複数の研究者とチーム結成が可能になる。