聴竹居が「第4回日本和文化グランプリ」準グランプリを受賞
2024年11月28日
株式会社竹中工務店
竹中工務店(社長:佐々木正人)が保有する「聴竹居(ちょうちくきょ)」(所在地:京都府乙訓郡大山崎町)が、一般社団法人日本和文化振興プロジェクトが開催する「第4回日本和文化グランプリ」において準グランプリを受賞しました。本屋・閑室・茶室(下閑室)の保存と公開を通じて、伝統と未来を再考し、和文化の醸成と発信に貢献する活動が評価されました。対象ジャンルである建築としては、初の受賞となります。
日本和文化グランプリとは
和文化に携わる国内の企業・団体・個人(国籍居住地問わず)を対象に、日本が誇る優れた作品(プロダクト)を顕彰するアワードイベントです。
取り組みの概要
重要文化財 建造物「聴竹居」本屋・閑室・茶室(下閑室)の保存と公開を通じて伝統と未来を再考し、和文化の醸成と発信に貢献する活動
「聴竹居」は、昭和初期に建てられた木造住宅で、和洋の生活様式を統合し、日本の気候風土に調和した設計が特徴です。その歴史的・文化的価値が認められ、重要文化財に指定されています。
この貴重な建築物を保存・活用するため、所在地である大山崎町の地域と連携しています。また、一般公開を通じて建築文化を広く発信し、伝統と未来の関係性を再考する機会を提供しています。現在も生きた文化財として学生の視察や、約100年前の環境建築の意義を解き明かす研究対象となっています。
これらの取り組みを通じて、和文化の醸成と継続的な発信を行い、社会に貢献することを目指しています。