JAXA宇宙探査イノベーションハブ 「次世代探査コンセプト検討活動」に参画~月面における長期居住を可能とする空間構築を目指して~

2025年3月17日
株式会社竹中工務店

竹中工務店(社長:佐々木正人)は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)の宇宙探査イノベーションハブにて実施される「次世代探査コンセプト検討活動」のハビテーション領域において、コアメンバーとして参画します。

「次世代探査コンセプト検討活動」は、次世代エネルギー、次世代モビリティ、アセンブリ・マニュファクチャリング、ハビテーションの4領域において、将来の宇宙探査システムとそのサービスの可能性を産学官連携で検討する新たな取り組みです。
当社は、ハビテーション領域における「居住空間構築」ワーキンググループの企業側リーダーとして活動を開始しております。加えてハビテーション領域における他の4分野のワーキンググループへの参画も検討しております。これらの活動を通して、月面で数十人の長期居住を可能とする空間構築の実現に向けたシナリオ作成に貢献していきます。
なお、当社は2023年に社内横断組織として、「宇宙建築タスクフォース(TSX:Takenaka Space eXploration)」を立ち上げており、建築の専門家として、2040年代の月面居住空間構築および宇宙生活でのQOL(=Quality of life/生活の質)向上を目指し、産学官連携で取り組んでいきます。

  • ハビテーション領域は、(1)環境モニタリング、(2)ヘルスケアサイエンス、(3)食料生産、(4)資源・物質循環、(5)居住空間構築の5分野で構成され、東京理科大学 スペースシステム創造研究センター・創域理工学部電気電子情報工学科の木村真一センター長/教授(JAXA宇宙探査イノベーションハブ客員)が座長を務めています。