デューデリジェンス:不動産の取引時に実施される「資産査定」で、物理的調査・経済的調査・法的調査で構成され、対象となる不動産を専門家が多角的に調査・診断し、投資対象としての価値を適正に評価すること。
合理的な土壌汚染対策を進めるには、土地活用計画の初期段階から着手することが重要です。
当社は土地のポテンシャルと汚染リスクを評価し、お客様の土地活用戦略に沿った最適な土壌汚染対策を提案します。建物の更新を伴う場合は、建設工事との調整を行うとともに、浄化期間・コストの縮減を図ります。
また、土地所有者や自治体、近隣住民などの関係者と情報を共有するとともに、円滑な意思決定を図るため、リスクコミュニケーションやサステナブル・レメディエーション※ の手法を用います。
サステナブル・レメディエーション:土壌汚染対策において、汚染物質がもたらす人の健康リスクなどの環境リスクや浄化コストだけでなく、外部環境負荷(環境的側面)を低減しつつ、社会的側面、経済的側面を取り込んだ対策の意思決定を推進する考え方。
舟川 将史Funakawa Masafumi
環境エンジニアリング本部
不動産開発と土壌汚染対策は、両立が難しい場合があります。この難しい課題の解決には、開発や対策の当事者である事業者や施工者の視点のみならず、近隣住民や自治体の環境担当者といった多様な視点での検討が必要です。一緒にブラウンフィールドのより良い再生に向けて解決策を考え、実現させましょう。