調の森 SHI-RA-BE®の
ランドスケープデザイン
共創によりうまれた、生物多様性保全・持続可能なまちづくりに関わる研究・開発を加速する実証フィールドのランドスケープデザインです。
技術の概要
調の森 SHI-RA-BE
が立地する千葉県印西地域には、かつて幕府直轄の軍馬育成場である小金牧(印西牧)があり、その周辺では台地に馬蹄型の谷が入り込む谷津景観が見られました。野馬土手に代表される土盛りがつくり出す景観、イヌシデが優占する雑木林景観、脈々と受け継がれてきた草地景観など、今も残るこの地域らしい景観を参照(リファレンス)し、場づくりに活かしています。
また、レインスケープ®をはじめ、地域の鳥類を呼ぶための樹種選定、水域生態系形成のための水景設備計画、シミュレーションによる樹木の最適配置など、研究員の知見を緑地づくりにフル活用しています。
調の森 SHI-RA-BE の計画においては、調査、計画・設計、施工、維持管理を通じて当社ランドスケープデザインの新しいスタンダードとなることを目指しました。
調査(土壌、植生、生きもの)
地域景観調査
県産樹木の積極的活用
流域内材料の活用
施工見学会
維持管理、運用への関与
調の森 SHI-RA-BEに導入した様々な技術・取り組みの実証やモニタリングを進め、上記のようなプロジェクトを含めてさらなる展開を図ってまいります。
新柏クリニック(2016 – 2020)
WITH HARAJUKU(2020)
KEY PERSON
鈴木 康平
設計本部 アドバンストデザイン部
ランドスケープグループ
ランドスケープグループ
多種多様な研究・開発の実践フィールドとして機能させるため、個性豊かな研究員からの要望と格闘しつつ、見る人の心に響く風景づくりを目指しました。社内外を問わず、多くのステークホルダーが調の森
SHI-RA-BEに関わり、使い倒してくれることを期待しています。
受賞・メディア発表等
- 2020 年
- 第 33 回日経ニューオフィス賞 全国ニューオフィス推進賞