海外駐在社員レポート05 マレーシア

海外駐在社員レポート|マレーシア
現在の仕事内容

#01現在の仕事内容

マレーシア竹中は1990年に設立された会社(たまたまですが私と同じ年!)であり、データセンターや物流倉庫などの大規模な工事を手がけています。現在は駐在員4名と現地スタッフ80名の体制で、私は2021年に赴任してから、管理部門と営業部門のアドバイザーを務めています。会社全体の状況を把握しつつ、代表やゼネラルマネージャーへ経営に関係する課題・情報を共有したり、建築主の要望を聞きに行ったりと多岐にわたります。

また、各部門間の連携をスムースに行うことも重要なミッションのひとつです。さまざまな国や地域からの投資が集まるマレーシアでは非日系企業との取引も多く、海外のお客様に対しても当社の強みを分かりやすく伝えなければなりません。

社内でも国内外含め密に連携しながらお客様との関係性を深め、会社やプロジェクトの成長に貢献できることにやりがいを感じます。(なかなか簡単ではありませんが・・・)

海外で働く上で大切なこと

#02海外で働く上で大切なこと

マレーシアはマレー系・中華系・インド系などの多様な民族が共存し、欧米や中国などからの投資を受けて急速に発展している国でもあります。そのため当社のお客様は日系企業だけではなく非日系企業も多く、まず相手のことをよく知り、お互い理解し合った上で信頼関係を構築することが何よりも大切です。

マレーシアの方は、今日より明日が良くなる、何事もやってみよう、という前向きな方が多く、そんなマレーシアの発展に貢献できるように、今後も勇気を持ってチャレンジを続けたいと思っています。商習慣の違いに戸惑ったり、日本とは違う考え方・課題にぶつかったりすることも多いですが、スタッフやお客様と“分かり合えた”と思える瞬間のやりがいは格別です。

竹中工務店で実現したいこと

#03竹中工務店で実現したいこと

東南アジア市場は、世界的な企業と出会い、ともに成長できる場であり、単に工事を請け負うだけではなく、お客様のニーズに応える建物と価値を提供するパートナー企業になりたいと日々考えています。現地で竹中工務店の知名度はまだまだ日本のようには行きませんが、また当社とプロジェクトをしたいと言っていただけるお客様も多く、コツコツ仕事を続けている実績が、次のプロジェクトにつながっています。

また、マレーシアにも勤続30年以上といった当社で長く勤めているスタッフの方がおりその経験に学んでいることも多いです。

将来的は日本から各国へ駐在するだけでなく、国をまたいだ配置や仕事ができるようなしなやかな組織を目指していきたいです。「日本の竹中」から「世界の竹中」へと進化するために、日々私の出来ることを重ねていこうと思っています。

1日のスケジュール

08:30
出社|車で出社し、メールやスケジュールをチェック。時差のため早朝から届く日本からの連絡に対応。
09:00
社内打合せ|各自が得た最新の営業情報やプロジェクトの進捗を部門長や駐在員と共有。アットホームな職場のため、気軽な声がけから始まる。
10:30
建築主との打ち合わせ|工事中の日系製造業の建築主のもとへ向かう。工事だけでなく、顧客のイベントや困りごとなどの相談にも乗っています。
12:00
昼食|工事をしているスタッフと中華料理へ。普段はオフィス近くで駐在員と一緒に行くことがほとんど。
14:00
入札資料打ち合わせ|次週の入札に向けて、提出資料の打ち合わせ。各部門の立場から最新情報をアップデート。納得いくまでつくるため、白熱することも。
16:00
デスクワーク|出張者のスケジュール調整や最新の売上・損益見込みを更新。懸案事項は同じマレーシアの上司・同僚はもちろん、周りの国の経験豊富な駐在員も相談に乗ってくれます。
17:00
定時|マレーシアに残業カルチャーはないため、9割のスタッフは定時に帰る。
18:00
退勤|退勤後に友人や同僚・お客様と食事をすることも。

OFFの過ごし方

休日は、友人や同僚、お客様とゴルフを楽しんでいます。学生時代はゴルフに全く興味のなかった私ですが、入社3年目に栃木県に赴任した際にゴルフと出会い、隠れたゴルフ大国マレーシアでも楽しくプレーしています。単身赴任のため、数か月に一度会う息子と妻の笑顔が至福の時です。

OFFの過ごし方