海外駐在社員レポート10 インドネシア

海外駐在社員レポート|インドネシア
現在の仕事内容

#01現在の仕事内容

私が所属しているインドネシア竹中は1974年に日本国内のお客様の生産拠点の海外進出に対応するために設立され、2024年には50周年を迎えます。現在では非日系・非生産の分野にも挑戦しており、竹中工務店ブランドをグローバルな市場で確立し、現地での永続的な経営ができることを目指して、日本人・ローカルスタッフが一体となって、当社の強みを活かした魅力あるソリューション提案を行っています。

私はインドネシア竹中において、大型商業施設プロジェクトの設備グループのリーダーを務めています。複数のメンバーと共に、リーダーとしてプロジェクトの成功というゴールに向かって取り組むことは初めての経験ではありますが、与えられた職責を全うできるよう日々の業務に邁進しています。

異文化の中での業務は、コミュニケーションをとること自体にも難しさを感じますが、ローカルスタッフと目線を合わせ、協業しながら小さなゴールを1つずつ積み重ねるたびに、仕事のやりがいを感じています。

海外で働く上で大切なこと

#02海外で働く上で大切なこと

グローバル人材として活躍するためには、「自身の仕事を通して国際社会に貢献するんだ」という確固たる信念を持つ必要があると、私は考えています。また、リスペクトの気持ちも忘れてはいけません。なぜなら海外での仕事は、ローカルスタッフとの協業が前提となるからです。一方的に日本の慣習を押しつけるのではなく、彼らの考えを理解し、尊重すること。同じ技術者として「お客様のために何ができるのか、どの方法が最善なのか」について意見を戦わせ、真摯に仕事に取り組むことが重要です。

それによって言語や文化の違いを超えたフォロワーシップが形成され、チャレンジングな課題に直面した際にも個ではなく組織で解決する、強靭な組織体質を構築できます。世界に通用する企業を目指し、これからも質の高い仕事にこだわっていきたいと思います。

竹中工務店で実現したいこと

#03竹中工務店で実現したいこと

当社では、自己実現ができる機会を得るため、社内制度に応募したり、希望したりしてその機会を得ることが可能です。私は「世界というフィールドで、社会に貢献できる仕事がしたい」と考え、入社しました。現在まで、”最良の作品を世に遺し、社会に貢献する”という経営理念のもと、業務に真摯に取り組む先輩・後輩に囲まれた環境で働くことで、社会人として、人間的にも技術的にも成長できていると実感しています。

今後は日本・インドネシアを超えて世界というフィールドで活躍できる竹中工務店の設備エンジニアになるため、さまざまな国でさまざまなプロジェクトに携り、地域社会に貢献したいと考えています。その実現のためにも、皆さんと共に引き続き自己研鑽を図っていきたいと思います。

1日のスケジュール

07:30
出社|現地スタッフと、朝礼で当日の作業や注意事項を共有。現場を巡回し、工事の進捗や施工品質の状況を確認。
09:00
打ち合わせ|お客様へ設計変更内容の確認や、施工進捗状況を報告。
12:00
昼食|愛妻弁当で食事。午後からの業務のために、食事後はデスクで昼寝。
13:00
打ち合わせ|電気・機械設備の協力会社へお客様との打合せ結果を共有。変更内容の伝達や、次に取るべくアクションを完了期日ともに依頼・指示。
14:00
資料チェック|電気・機械設備・昇降機設備の施工要領書や施工図のチェックバック・承認を行う。
19:00
退社|スタッフからの報連相対応やメール対応を行い退社。

OFFの過ごし方

週末には、家族とショッピングモールに出かけたり、現地にある日系幼稚園の運動会や保護者参観に参加したりと、日本にいた頃と同じように過ごしています。
家族の健康と支えがあるからこそ、仕事に集中できると海外に出てより強く感じる日々です。家族が現地で継続して精神的にも健康に生活できるよう、ときには遠出の旅行をする等、家族との時間をつくることを心がけています。

OFFの過ごし方