Interview 17
経営者視点を持ち、
荒川 陸
2020年入社 経済学部卒チームとして
学生時代の部活動での経験を通し、チーム全員が一つの目標に向かって一致団結することの重要性を学びました。竹中工務店でも、社内の関係部署やステークホルダーと連携しながら、チームとしてプロジェクトを成功させる必要があります。そして最終的には、リクルーターの先輩社員の熱意に魅了され入社を決意しました。
潤滑油となり
現在、私は作業所で施工事務を務めています。対社外に関しては、工事が円滑に進むよう広範囲な業務を掌握するプロデューサー的役割、対社内に関しては、ヒト・モノ・カネ・情報を取り扱いながら工事を一つの事業として成立させるマネージャー的役割を担うのが施工事務です。
建築主や協力会社、所轄官庁、近隣住民など、プロジェクトにはさまざまなステークホルダーの存在があり、私が潤滑油となって、それぞれの想いを形にしていかなくてはなりません。会議資料の準備や請求書の精査といった事務仕事も当然ありますが、作業所全体を俯瞰してリスク管理を行うなど、作業所長の参謀として経営者視点が求められる点におもしろさを感じています。
施工事務のあるべき姿とは
正直なところ、最初は施工事務に対して苦手意識を持っていました。複雑な内容の契約書をどう読み解けばいいのか、損益管理は具体的にどうすればいいのか。もともと頭よりも体を使うことが好きだったので、現場で作業員として働いたほうがいいんじゃないか、と考えたこともあります。それでも、尊敬する先輩に施工事務のあるべき姿を説いてもらい、どうにか前を向くことができました。
更地の状態から関わっている今のプロジェクトはいよいよ最終段階に入っていて、自分の関わった建物が地図に掲載されるのも時間の問題です。これからも周囲への感謝を忘れず、仕事に対する想いと情熱を持ち続け、次のステージへと挑戦したいと思っています。
施工事務の
現在は施工事務の立場ですが、いずれはその施工事務を束ね一つ上の視座でマネジメントを行う事務長になりたいと思っています。プロジェクトが大型化する中、プロジェクト全体の効率や円滑な進行を確保するため、ステークホルダーを巻き込みつつ作業所内のコミュニケーションを活性化させる役割を担います。
また一方で、海外現地法人の経営にも興味を持っています。竹中工務店は日本国内だけではなく海外でも幅広く事業を展開するグローバル企業であり、海外市場の広がりに合わせて、そこを管理できる人材が求められているからです。異なる文化や価値観に触れながら、現地の課題を理解し、国際的なプロジェクトを成功に導きたいと考えています。
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私の好きな竹中作品
東京ドーム
体育会アメリカンフットボール部の一員として、東京ドームで開催される日本一を決める試合に出場したのが大学時代の一番の思い出です。チームメイトの声がかき消されるほどの大歓声の中でプレーでき、本当に幸せでした。今でも仕事で新たなことに挑戦する際などには、当時の記憶を呼び起こして自分を奮い立たせています。
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OFFの過ごし方
会社の野球チームに所属し、同僚と一緒にプレーすることで、運動と交流の両方を楽しんでいます。また、ゴルフも好きで月に1回はラウンドしています。長期休暇は旅行することが多く、新婚旅行でハワイを訪れました。美しい風景と文化に触れ、心身ともにリフレッシュ。ダイヤモンドヘッドをバックに食べる朝食は最高でした。