堀 大志

Interview 21

営業

堀 大志

2014年入社 法学部 政治学科卒

自分の子どもが父親に憧れを抱く仕事

私の就活の軸は、目で見て分かりやすく形として表現され、多くの人に好影響を与え、将来自分の子どもが父親に憧れを抱く仕事でした。そんな中、社会基盤を根底で支えているゼネコンに興味を持ちました。竹中工務店を選んだのは、先輩社員が情熱を持ち働いている姿に共感を得たこと、また新社員の研修寮が家の近所にあり、小学生の頃、寮祭に参加していたことに縁を感じたからです。

お客様に寄り添い伴走し続ける

営業担当は竹中工務店の顔となる存在です。構想段階から竣工後のメンテナンスに至るまで、お客様に寄り添い伴走し続けます。お客様にとってそれは社運をかけた一大事業であり、最良のパートナーとして信頼関係を深めていかなければなりません。お客様に関心を持ち、アンテナを張って情報収集をしながら、その時、その場所での最適解を導き出します。
また、社内においては、設計や技術、見積など関係部署とプロジェクトごとにチームを組み、目指すべきゴールに向けての旗振り役を担います。お客様自身もイメージできていない、まったくのゼロの状態からご相談いただくこともあり、それが最終的に作品という形になる点に営業として大きなやりがいを感じています。

これは竹中工務店にしかできないな

担当する大阪のシンボル・通天閣は、コロナ禍の影響で来場者が激減していました。そんな中お客様から「コロナ明けに新世界から世の中を盛り上げる、起爆剤になるような企画がしたい」というオーダーを受け、一緒に構想を練ることに。たどり着いたのは、通天閣のエレベーター塔の外周に滑り台を巻きつけるという斬新なアイデアでした。
当然、竹中工務店に滑り台のノウハウはなく、信頼できる遊具業者の選定から始まり、規模としてはそれほど大きくはないものの、非常に難易度の高いプロジェクトとなりました。結果的には、オープン直後から長蛇の列ができ、多数のメディアにも取り上げられ、大成功を収めました。お客様からは「これは通天閣・竹中工務店にしかできないな」との言葉をいただきました。

竹中工務店の堀さんに発注したい

営業担当として、社内外の信頼を積み重ねたいです。当社には「半身は竹中、半身は注文者」という精神が受け継がれていますが、これは竹中工務店の社員である立場とお客様の会社の社員である立場を半分ずつ自分の中に共存させる、といった意味合で、営業は特に、いかにお客様の中に入り込むか、が鍵となります。
また、営業担当がお客様のニーズを正確につかみ、他社よりも早く情報を吸い上げている状況であれば、関係部署の本気度も上がり、それが円滑なプロジェクト推進につながります。「竹中工務店の堀さんに発注したい」「営業の堀さんなら必ず商談をまとめてくれる」と思われる人材になれるよう精進していきます。

パーソナル
  • 私の好きな竹中作品

    通天閣タワースライダー

    新世界の経済活性化を願いスタートしたプロジェクトで、絶叫系スライダーが通天閣のエンターテイメント性をさらに高め、国内はもちろん海外のお客様に対しても面白さ、楽しさを伝える新しい魅力発信ツールとなりました。まだコロナ禍が完全に開け切っていない時期に、自分が携わったプロジェクトで世の中に明るい話題を提供することができたことは、私自身、この会社に入って本当によかったと改めて感じました。

    通天閣タワースライダー
  • OFFの過ごし方

    幼少期から18年間続けたラグビーというスポーツが、今の私を形成していると言っても過言ではありません。大学卒業後プレーから離れていましたが、子どもが生まれて、将来一緒にラグビーをすることが目標となったので、子育てと自分の体力づくりに励む日々です。普段の休日は体力向上のためベビーカーを押して近所を散歩しています。

    OFFの過ごし方