Interview 19
お客様の要望を
栗原 礼子
2021年入社 海洋工学部卒工場で働く人の助けになりたい
私は「広い視野を持ったエンジニアになり、工場で働く人の助けになりたい」という考えで就職活動をしていました。大学の専攻が機械工学だったので、当初はメーカーの設計や工場の生産管理、生産設備の製造を中心に検討していましたが、合同企業説明会で竹中工務店に出会い、自分の得意分野を建設業界で活かしてみようと思いました。
建築以外の
所属する製造・物流施設本部では、生産施設や物流施設、研究施設などの企画・設計・施工・アフターケアを、社内の関連部署と連携し実施しています。これらの施設には、オフィスビルや商業施設にはない独自のルールや機能が存在します。生産性の向上、物流の効率化、安心・安全の確保といった、建築以外の専門知識が求められるのです。
私は現在、医薬分野の物流倉庫や生産施設の設計・施工支援、試運転調整などのエンジニアリング活動を行っています。業務に必要な知識やスキルは多岐にわたりますが、未知の技術に興味を持ち、できることを増やしながらお客様の要望を叶えるものは何かを探ることが大切だと考えています。
どんな状況であっても
とある生産施設に垂直搬送機(荷物専用の昇降機)を導入することになりました。当時は配属1年目で、まだまだ未熟だったため、社内の関係部署や協力会社のサポートを受けながらプロジェクトを進めていきました。求められる性能を満たすのは言うまでもなく、安全で使いやすく、メンテナンススペースも考えたレイアウトなど、稼働後のことまで配慮しなければなりません。
お客様から提案力不足を指摘され悔しい思いもしましたが、それでもなんとか喰らいつき、プロジェクトをやり遂げました。その際お客様からいただいた感謝の言葉を胸に刻み、自分が窓口である以上、どんな状況であっても自分の責任を果たすことを行動指針にしています。
お客様の会社の
お客様の会社の将来を担う生産・物流施設を手がけるエンジニアになるのが目標です。企画からアフターケアまでワンストップで行うのが製造・物流施設本部の特徴であり、各フェーズにおける専門知識やスキルを身につけるのは大変ではあるものの、そこにやりがいを感じています。
また、周囲は情熱を持って仕事に取り組んでいる先輩ばかりで、後輩の指導・育成にも力を入れてもらっているので、私もそれを引き継いでいかなければなりません。一般的には男性比率が高い建設業界ですが、当社は女性でも意見を述べやすく、それが性別を問わず、働き方の向上につながっています。先輩方が切り開いた道を自分が引き継ぎ広げることで、男女関係なく長く働ける職場をつくっていきたいです。
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私の好きな竹中作品
日本武道館
ライブの聖地にもなっている日本武道館は、1964年東京オリンピックの柔道競技会場として建設されました。法隆寺夢殿をモデルにした八角形の屋根が特徴的です。会社の剣道部に所属する私は、日本武道館で開催される全日本実業団剣道大会に出場した経験があります。その際、とても剣道がしやすい床だな、と感動しました。
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OFFの過ごし方
剣道は中学生の頃から続けていて、今も会社の剣道部に所属していますが、最近はなかなか練習に参加できていません…。その他、休日は少し遠出をしたり、映画を観たり、読書をしたり、会社の同期や学生時代の友人と会ったりしてリフレッシュしています。週末はきっちり休んで、平日とのメリハリをつけることを意識しています。