田中 大輝

Interview 16

建設機械

田中 大輝

2020年入社 工学部 機械学科卒

好きだと思える会社で働きたい

もともと建築に興味があり、建築関連で機械系学部の採用枠があるゼネコンを志望していました。竹中工務店に入社を決めたのは、就活で出会った先輩社員から「竹中工務店が好きだ」という気持ちが強く伝わってきたためです。自身が関西出身ということもあり、関西のランドマークを数多く手がけているところも魅力に感じました。

機械のスペシャリストとして工事に携わる

作業所で大型機械の取り扱いを担当しています。タワークレーンや工事用エレベーターを組み立て、現場でのクライミング(昇降)計画を立てて実施し、最後に解体するまでが私の主な仕事です。そのほか、フォークリフト、移動式クレーン、高所作業車の管理も行います。大型機械の使用は工事の進行に大きな影響を与えるため、組み立てのタイミングや場所、方法などを現場全体と綿密に調整しながら進めなければいけません。考えることが多く、たいへんな側面もありますが、順調に工事が完了したときには達成感があります。作業所では社員のほとんどが建築専門で機械に関する知識のある人が少ない中、機械専門としての視点で現場の安全管理や工期管理に貢献することが私の役割です。

一から知識と経験を積み上げる

入社2年目に、タワークレーンや工事用エレベーターの計画を立てる業務を担当しました。作業現場ごとに適した機械を選んだり、機械を立てる時期や場所を考えたり、組み立てを行う鳶工事の職人と打ち合わせをしたり、そのほか、決めるべきことが多く裁量のある仕事でした。当時はタワークレーンや工事用エレベーターに関する知識がなく、一から勉強しながら業務と向き合う日々でした。知識と経験がない分不安もありましたが、周りの上司や先輩に相談に乗ってもらいながら作業所や各職長との打ち合わせを綿密に行った結果、無事計画通り工事を進めることができました。また、プロジェクトの数をこなすうちに知識と経験が蓄積され、それも自信につながりました。

機械と建築、両方の知識で会社に貢献する

自分の専門分野である機械の知識をより深めることはもちろん、今、作業所で働いている経験を生かして、建築分野の専門知識も伸ばしていきたいと思います。そして、部内外で頼られる人材になることが私の目標です。ゆくゆくは、設計施工一貫という竹中工務店の特長を生かし、プロジェクトの計画段階から機械に関する視点を反映させ、全体の生産性を上げることにも取り組んでいこうと考えています。また、機械の開発・改善を通して建築とは別の視点から現場に貢献したいとも思います。もう一つ、関西のランドマークとなるような作品に携わることも私の目標です。自分が携わった作品を街中で見かけることができれば、大きなやりがいになると思います。

パーソナル
  • 私の好きな竹中作品

    あべのハルカス

    あべのハルカスは大阪にある高さ日本一の超高層集密都市です。関西のランドマークとして親しみがあり、学生の頃から何度も訪れています。入社後、先輩から施工当時のエピソードを聞き、地上300メートルもの建物を作った竹中工務店の技術力を再認識しました。いつか、あべのハルカスのような作品に携わることが私の目標です。

    あべのハルカス
  • OFFの過ごし方

    社会人になってからキャンプが好きになり、春と秋に2、3回ずつは出掛けています。最近訪れた先で印象深かったのは、富士山の麓にあるキャンプ場「ふもとっぱら」です。自然の中でリフレッシュすることができ、仕事へのモチベーションがさらに高まりました。また、旅行も好きで、お盆休みには新婚旅行でイタリアへ行って来ました。

    OFFの過ごし方