人材育成の考え方

人材育成の考え方

「よい仕事がよい人を育て、
よい人がよい仕事を生む」

竹中工務店では、手がけた建築物のことを「作品」と呼んでいます。それは、当社建築物に対する品質へのこだわりを表しており、社員一人ひとりの意識の中に「匠の心」すなわち「棟梁精神」が今も脈々と受け継がれているのです。その精神に則した個人個人の行動と成果の結集が、卓越した企業競争力の源泉になっていると言えます。

「最良の作品を世に遺し、社会に貢献する」を経営理念に掲げる私たちは、「よい仕事がよい人を育て、よい人がよい仕事を生む」を基本的な考え方としています。そしてその主役は、指示されたことを成す人ではなく、自ら考え、行動できる人のこと。個人個人が「教えられる」のではなく、自ら「会得」し、目標と意欲を持って学ぶことで、働きがいを創出していくものと考えています。また、そうした人材が組織の成長を促す原動力になるのです。こうして自ら考え行動できる人材が力を合わせて活動していくことにより、当社は成長を続けているのです。

このように社員一人ひとりが自らの能力を高めることを前提として、それを支援するための人材開発制度を整備し、人材育成を図っています。学びたい人には 、学ぶ機会を。成長したい人には、成長できる環境を。社員一人ひとりが自らのキャリアプランを考え、自律的にキャリア開発を図れるよう、あらゆるチャレンジを強力にサポートしていきます。

取り組みについて

若年層の早期育成
社員一人ひとりが自律的にキャリア開発を行うことが前提ですが、特に若年層のうちは、新社員期、育成期と位置付けて、会社が主導して社員の早期育成を図っています。それを会社として強力に支援する仕組みがキャリア開発プログラムです。
キャリア開発プログラム
社員個々人の能力を総合的力量として把握し、人事管理の基礎資料として活用すると共に、中長期のキャリア計画に沿った適所適材・適材適所による配置及び教育・ 学習により、効果的な総合的力量の開発を推進することでキャリア開発を実現します。さらに、把握した総合的力量を社内等級制度の運用等へ反映することで公正な処遇を行うことを目的としています。

教育・学習体系